どうも、ヒカリblogへようこそ。
ミスドでコーヒーを頼んだけど、「美味しいどころか、むしろまずい」と言う声が一定数あります。
なぜコーヒーがまずいと感じてしまうのか気になりますよね。
豆が悪いのかお金をかけていないのか・・・色々勘繰りたくなるのが人の性です。
私はミスドで6年間働き、接客からドーナツ製造まで携わった経験があります。
結論から言うと、ミスドのコーヒーはドーナツに合うようにブレンドされていて、コーヒー単体で勝負していません。
本記事では元ミスド店員がミスドのコーヒーがまずく感じる理由を解説していきます。
元ミスド店員の視点から色々と解説記事を執筆しているので参考にどうぞ。
~自己紹介~ |
・ミスドで5年以上働いた経験 ・接客&ドーナツ製造のどちらもマスター ・ミスド店員目線でミスドに関する疑問を執筆 |
ミスドのコーヒーはまずい?
ミスドのコーヒーが不味い、美味しくないという声は実際あります。
近年、コーヒーに力を入れているコンビニや専門店が多い中、ドリンク単体で比べられるとミスドが不利になるのはやむを得ません。
そもそもミスドはドーナツ屋であり、コーヒー単体で勝負するような業態ではありません。
しかし、ドーナツと合わせるとミスドのコーヒーはかなり美味しく感じられます。
コンビニドーナツが消え去った理由を元ミスド店員視点で記事にしているので参考にどうぞ。
ドーナツと合わせると美味しい!
ミスドのコーヒーのコンセプトは、「ドーナツと一緒に楽しめる最高のコーヒー」です。
ミスドのコーヒーは単体で勝負するのではなく、ドーナツに合うようにブレンドされているのが特徴です。
そのため、ドーナツを食べながらコーヒーを飲むのが最も美味しく感じます。
おかわりも自由なので、追加のドーナツを買うだけで何時間でも店に居座ることができます。
ミスドのコーヒーが求める理想は、“コーヒーそのもの”が豊かな味わいであるだけでなく、ドーナツのおいしさにマッチするコーヒーであることです。
引用:ミスド公式HP
ミスドのコーヒーがまずいと感じる理由
ドーナツと合わせることを前提としたミスドのコーヒーは、なぜまずく感じるのか。
主な理由は以下の2点です。
②おかわり自由なので飽きる
③専門店と比べられると劣る
廃棄前はコーヒーが酸化する
ミスドのコーヒーは製造から45分で廃棄されるようにマニュアル化されています。
45分で廃棄される理由ですが、時間経過とともにコーヒーが酸化して酸味が強くなるためです。
酸化すると味が落ち、出来立てと比べると若干違います。
注文のタイミングによっては廃棄寸前のコーヒーに当たる場合があり、一杯目からまずいと感じることがあります。
味が落ちるといっても若干なので、それが気になるようであればコーヒーのおかわりや入れ替えを店員にお願いしてみましょう。
ドーナツの賞味期限については以下の記事を参考にどうぞ。
おかわり自由なので飽きるため
ミスドのコーヒーは何度でもおかわり可能という画期的なサービスが導入されています。
コーヒーを一杯注文するだけで、何度もコーヒーを楽しむことができるため主婦層に人気。
ドーナツを食べながら談笑しコーヒーを楽しむというコンセプトですが、欠点があります。
おかわり自由=何度でも飲める=飽きる!
特に、最初はドーナツと一緒に食べるため美味しく感じても、後半はコーヒー単体となり味が単調になります。
ドーナツに合うコーヒーから、ドーナツと取り上げると味が微妙になるのも納得ですよね。
それゆえ、ミスドのコーヒーってそんなに美味しくない、まずいという評価に繋がってしまうのです。
コーヒー専門店と比較されるため
ミスドのコーヒーをまずく感じる理由として、他のコーヒー店と比較されることが挙げられます。
国内のコーヒー消費量が増加傾向にあり、2016年まで4年連続で過去最高を更新し、それ以降も高水準を維持しています。
引用:全日本コーヒー協会
有名どころだとコンビニコーヒーが流行ったように、カフェチェーン店やコンビニが新たなコーヒーラインナップに力を入れています。
そんなコーヒー戦争とも言える競合の中、消費者の舌は肥え、ミスドのコーヒーが美味しくないと感じてしまっているのです。
専門店のコーヒーは、コーヒー単体を楽しむのに対し、ミスドのコーヒーはドーナツと食べることを前提としています。
よって、そもそも比較方法が間違っているので味に差を感じるのは当然とも言えます。
ミスド:コーヒーは何杯までおかわり出来る?
ミスドでコーヒーを注文したけど、おかわりって何杯まで出来るの?
ミスド店員時代に良く聞かれたフレーズです。
おかわりをお願いするのが恥ずかしい、おかわりしまくっても厚かましくない?
そういった気持ちを持つ方が多いと思うので、疑問に答えていきましょう。
何杯でもおかわり出来る
まず、ミスドのホットコーヒーは何度でもおかわり出来ます。
注文さえしてしまえば、追加料金なしで飲めるサービス体系です。
おかわりしたい時はレジにいる店員に伝えるか、店員がおかわり巡回している時に声をかけましょう。
ちなみにミスド店員は15分程度に1回、おかわり巡回することがマニュアルで決められています。
ミスドでコーヒーやカフェオレを飲んでいる時に「おかわりはいかがですか?」と聞かれた経験はありませんか?あれが「おかわり巡回」です。
ただ、忙しい場合はおかわり巡回が出来ないこともあるため、自分で声をかけましょう。
ドーナツを予約しておきたい方は以下の記事を参考にどうぞ。
ドリンクのみ注文でおかわり出来る?
ドリンクだけの注文でもおかわり出来るの?
何度でもおかわり出来ます!
注文の時に「ドーナツもいかがですか?」と言われますが全く関係ありません。
ただの販促マニュアルです。
コーヒー飲みながら時間潰しをしたい、そんな方は多くドリンク単体での注文は珍しくありません。
気軽に注文して、おかわりしまくりましょう。
ミスド:おかわり自由の飲み物
さて、ここまでコーヒーについて解説しましたが、ミスドにはおかわり自由なドリンクが3種類あります。
え?2種類じゃないの?と思った人も多いのでは?
昔からある2種類に加えて新参者が加わっています。
②ミスドカフェオレ
③ロイヤルミルクティー
ブレンドコーヒー
まずミスドといえば、この赤いカップに入ったブレンドコーヒーを思い浮かべる人が多いかと思います。
エチオピア産の豆をベースに3種類のコーヒー豆がブレンドされており、華やかな甘い香りとコクのある苦味を楽しめるモカブレンドのコーヒーです。
ミスドのドリンクでは最も多く出るドリンクとなります。
ミスドカフェオレ
続いて、ブラウンのカップに入ったミスドカフェオレです。
こちらもブレンドコーヒー同様に昔からあり、ホットドリンクではブレンドコーヒーに次いで人気となります。
エチオピア産の豆を使用したモカブレンドのコーヒーと、専用の甘いミルクがバランス良く合わせられているのが特徴です。
ロイヤルミルクティー
最後に3つ目、新参物のロイヤルミルクティーです。
この商品は2016年に発売され、当初は甘ったるく微妙でしたが直ぐに改良されて美味しいミルクティに進化しています。
力強い渋みと豊かな香りを持つウバ産の茶葉を100%使用。後味すっきり、爽やかな飲みごこちが特徴となっています。
ミスドのコーヒーに合うドーナツ
ミスドのドーナツはどれもコーヒーに合いますが、多くのお客様が一緒に買うドーナツを3つ紹介します。
②エンゼルフレンチ
③チョコファッション
エンゼルクリーム
まずはエンゼルクリームです。
ミスドでも屈指の人気を誇り、ランキング上位にランクインするドーナツ。
ふわっとした濃厚なクリームはもちろん、生地と砂糖の甘さがコーヒーに良く合います。
エンゼルフレンチ
エンゼルクリームと同じく根強い人気を誇るのがエンゼルフレンチ。
私が働いていた店舗では、ポンデリングに次いで売れるランキング2位でした。
そんなエンゼルフレンチは、サクサク生地にホイップクリームが挟まっており、チョコレートコーティングがなされています。
生地はもちろん、クリーム、チョコの全てがコーヒーに合い、軽く食べられるのでエンゼルクリームは重いという方におすすめ。
チョコファッション
昔から人気のあるガッツリ系ドーナツのチョコファッション。
濃いバターと食べ応えが人気のドーナツですが、コーヒーに非常に合います。
油分が多いドーナツなので、口の中に残った脂をコーヒーが綺麗に洗い流してくれるので後味が残りません。
さらに、フルーティなコーヒーと相性が良いので、ミスドのコーヒーをより美味しく感じられます。
コーヒーを楽しみつつ、ガッツリドーナツを食べたいならチョコファッション一択ですね。
まとめ
今回は、「ミスドのコーヒーが何故まずく感じるのか」や「おかわり」についてを記事にしました。
基本的に、ミスドはコーヒー単体で勝負しておらず、ドーナツに合うコーヒーをコンセプトとしています。
なので、コーヒー単体で比べるとコンビニコーヒーやカフェチェーン店のコーヒーには劣る部分があります。
しかし、ドーナツと合わせると美味しくおかわりも自由という点は、他のコーヒー屋にはない強みです。
コーヒーに合うドーナツを食べながら優雅な時間を過ごしてはいかがでしょうか。
他にもミスドに関する記事がありますのでホームまたはこちらのリンクからご覧ください。
ミスドのカロリーについては以下の記事を参考にどうぞ。
では、今回はこの辺で!