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コロナ感染者が11月に入り一気に増え、国主導の観光事業の救済策であるGoToトラベル事業がどうなるのか注目されていました。
11月21日現在の感染者数は16548人、新規感染者数は2427人まで増加しています。10月下旬ごろの感染者数が6000人程度だったので約3倍です。
そしてついに、2020年11月21日に菅総理大臣がGoToトラベルの見直しについての言及がありました。
発言内容
では見直しといっても、どのように見直すのでしょうか。コロナ対策会議の終わり際の発現になります。
菅総理の発言内容を要約すると以下。
・コロナ対策分科会から、医療への負荷を掛けないような政策が急務と進言された。
・それに伴い、感染拡大地域の状況を鑑み知事と相談し強い措置を取る。具体的にはGoToトラベルの新規予約の一時停止を検討。
・GoToイートは新規食事券の発行停止やポイント利用を控えさせる検討。飲食店へは別途支援策を講じる。
・国民もマスク着用などの感染防止をして、皆で感染対策をしましょう。
GoToトラベルの一時停止
発言内容にGoToトラベルの一時停止とあります。具体的にどうするのでしょうか。
発言では、新規予約の一時停止です。
つまり、この発言通りに受け取ると現時点で予約している人は対象外となります。
また、全国一律ではなく感染拡大地域を目的とした旅行が指定されます。
キャンセル料はどうなるのか
気になるのがキャンセル料についてです。
今回言及されたのは、あくまで新規予約の一時停止です。よって、現時点でGoTo予約をしている人への影響はないでしょう。
しかし、国が予約を一時停止する事態なのでキャンセルをする人が続出すると思われます。これに対する補償が整備されるかは現時点で不明です。国庫負担すべきかの議論があるでしょう。
しかし、予約した人はキャンセル料を取られたくないので旅行を強行し、感染者が増加する原因になりかねません。
となると、感染症対策としては不十分なので対策に期待ですね。
ほんとに感染拡大地域のみ一時停止?
単純な話ですが、GoToトラベルの割引先が限定されたらどうなるでしょう。その地域に集中して予約が舞い込むのではないでしょうか。
もちろん、自粛ムードで予約する人は減ると思いますが全員がそうとは言えないでしょう。GoToイートで色々な使い方を考えた人がいるくらいなので。
となると、始めは感染症対策がひっ迫している地域のみと発言して国民の反応を伺っているのか。批判が多ければ全国一律、そうでなければ一部停止。
GoToトラベルが原因かどうかの検証結果なしに大ナタを振れるかどうかは政府の手腕次第。
というのも、
もしかしたらGoToイートの方が原因かもしれない。
もしかしたら入国制限地域の緩和が原因かもしれない。
これら全てが重なって感染拡大の原因なのかもしれない。
色々な要素がある中で、これをどう判断し対策するかですね。
GoToイートの一時停止
GoToイートについても言及がありました。
こちらは対応が具体的で、新規食事券の発行停止。そしてポイント利用の抑制を検討とありました。
新規食事券停止とは、「1万円で1万2500円分の食事券を購入可能だったものが発売停止される」ということですね。
ポイント利用を控える検討とのことですが、こちらは検討段階なので具体的なことは不明ですが、ポイント利用した予約が一時停止されるのではないかと予想されます。
ここ数日感染防止対策の一つして、食事用フェイスシールドなど色々な方法を厚生労働大臣が紹介していたのに・・・
まとめ
今回の発言では方針が述べられたのみで日程などの具体案はまだです。
発言内容自体は、
・GoToイートは食事券の発行停止とポイント使用を控える検討をする
この2点になります。
あくまで、コロナ対策会議の終わり際での発言になります。おそらく正式な記者会見が近く行われ、おおよそ具体的な地域や日程などが出てくると思われます。
今は情報を収集しつつ、どのような対策がされるか見守りましょう。
こちらの記事は随時更新していきます。
では、今回はこの辺で。