・JR西日本の業績
・株価推移
・株主還元について
・株価が下落した理由

JR西日本の株価はなぜ下落しているの?

コロナ以降の業績が微妙みたい。

本記事ではJR西日本の株価が下落した理由を解説します。
株取引ならマネックス証券!! |
![]() |
口座開設はこちら! |
・マネックス証券はdocomoグループ ・dカードの積み立て投資がお得 ・日本株だけでなく米国株にも対応 ・手数料が業界最安水準 ・初心者向けのフォローアップ搭載 |
JR西日本:基本情報

JR西日本の会社概要を説明します。
会社の規模
JR西日本は1987年に設立され、東証プライム市場に上場しています。
売上高は年間:約1.6兆円もあり、社員数は約4万人の大企業です。
上場 | プライム市場 |
資本金 | 約2,261億円 |
設立日 | 1987年 |
売上高 | 約1.6兆円 |
社員数 | 44,366人 |
事業内容
JR西日本は主に関西圏で事業展開しており、内容は以下の通り。
モビリティ業や流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業などを展開しています。
鉄道事業を中心にバスやフェリー事業、建設などを手掛けています。
JR西日本:業績について

JR西日本の業績について解説します。
売上高の推移
参考:四季報
JR西日本の売上高の推移をグラフ化しました。
ご覧の通り、2020年のコロナ禍以降は苦戦しています。
2025年はコロナ前の売上水準を超える見込みと発表されています。
これはインバウンド客増加による鉄道事業の盛り上がりが主要因となります。
純利益の推移
参考:四季報
JR西日本の純利益の推移をグラフ化しました。
2020年以降は赤字転落もしましたが、2024年にコロナ前水準超え。
2025年はさらに増益予定となっています。

決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。
JR西日本:株価の推移

2025年-JR西日本の株価を解説します。
2025年:株価は低迷続く
画像:Googleファイナンス
2025年2月時点で、JR西日本の株価は低迷しています。
コロナショックから立ち直れていない状態です。
2024~2025年は増収増益でコロナ前水準に戻っているため、株価も今後追い付くことが期待されます。
~JR西日本:株価~ |
・コロナ前の株価に戻らず低迷 |
・2025年時点で株価は3000円前後 |
・業績回復に伴う株価上昇を願うばかり |
株だけに頼らずポートフェリオを幅広く
株は勢いに乗れば一攫千金ですが、株価が落ちるのも非常に速いです。
私は株以外に積み立て投資をしていますが、画像の通り38%以上の利益を得ることが出来ています。
このように資産運用をする場合は株だけではなく、ロボアドを始めとした分散投資が重要となります。
フォリオロボプロ
ロボアドバイザーでオススメなのがROBO PRO(ロボプロ)です。
ロボアドなのでリバランスは自動でやってくれますし、株のように個別銘柄の知識も必要ありません(テーマ株はFORIOが厳選)。
また、スマホだけで投資が出来、確定申告の心配がないのもプラスポイント。
リリースされてから3年間でリターンが約1.4倍と好調であり、運用実績は折り紙付きです。
資産運用を始めたい方や長期積み立て投資を始めたい方におすすめです。
ROBO PRO(ロボプロ)で資産運用 |
積み立て開始はこちら! |
【画像付き】ロボプロ登録の仕方 |
JR西日本:株主還元について


JR西日本の株主還元について解説します。
配当金の推移
JR西日本の配当金の推移をグラフ化しました。
配当額はコロナ前の水準よりも低いですが、2022年以降は毎年増配が実施されています。
インバウンド効果で純利益の増益が続いているので、今後も増配傾向が進むと思われます。
配当利回りの推移
JR西日本の配当利回りの推移をグラフ化しました。
基本的に配当利回りは2%前後を推移していることが分かります。
これは以下の2パターンで推移しているためです。
①業績好調→増配→株価上昇=配当利回り一定
②業績低迷→減配→株価下落=配当利回り一定
自社株買いの推移
JR西日本の自社株買いの推移をグラフ化しました。
直近では2024年に500億円規模で実施されています。
業績回復に伴い、増配と自社株買いの規模拡大が実施されている形ですね。
株主優待の内容
JR西日本の株を買うと、以下の株主優待が貰えます。
①鉄道割引券
②京都鉄道博物館割引券
③ホテル割引券
④百貨店の割引券
⑤日本旅行割引券
⑥レンタカー割引券
参考:JR西日本・株主優待
JR西日本:株価が下落した理由


JR西日本の株価が下落した理由を解説します。
②人口減少による需要低下
③非鉄道事業が他社より低迷
コロナ前の業績より低迷
まずは業績面。
JR西日本の業績はコロナ前の水準にまだ戻っていません。
2025年は増収増益予定ですが、やっとコロナ前と同水準に戻る程度です。
インバウンドによる業績ブーストがあるにも関わらず、収益が上がらないため株価も下落しています。
~株価下落の理由①~ |
・業績がコロナ前と同水準以下 |
・2025年にコロナ前水準まで回復 |
・インバウンド効果でも成長性が低すぎる |
人口減少による需要低下の懸念
株価下落の3つ目の理由として、人口減少による需要低下が挙げられます。
人口減=鉄道利用者減=業績悪化という図式。
つまり、鉄道事業は成長性が見込めないということです。
実際、2025年はインバウンド客が過去最高を記録するも、業績はコロナ前と同水準です。
今後、インバウンド客が減少すると人口減少の業績下押しを受ける可能性が高いため、リスク回避も兼ねて株価が下落しています。
~株価下落の理由②~ |
・人口減少が鉄道事業の悪化リスク |
・今はインバウンド客で補っている状況 |
・鉄道事業の将来性が明るくない |
非鉄道事業が他社より低迷
株価下落の3つ目の理由として、非鉄道事業が他社より低迷している点です。
JR西日本は第二の収益柱として、不動産事業を掲げています。
しかし、不動産事業は全体の2割に留まっており低迷しているのが現状です。
これに対し、同業のJR東日本は不動産事業で営業利益が約3割あり、会社方針では鉄道並みに増やすとのこと。
将来的に鉄道事業の大幅な成長が見込めない分、非鉄道事業が伸び悩むJR西日本の株価は上がりにくい状況となっています。
~株価下落の理由③~ |
・非鉄道事業の成長が遅れている |
・第二の柱が育たないと業績は横ばい懸念 |
・利益性の高い他社へ投資家が移動 |
JR西日本:今後はどうなる?

JR西日本の今後はどうなるか。
②非鉄道事業の成長性に期待
インバウンド増加で業績拡大
第一はやはり、インバウンド増加による業績拡大です。
2024年のインバウンド客数は過去最高で、JR西日本の業績も増収増益を達成しています。
2025年についても、1月度で単月過去最高を更新しており年間4000万人を超えると推測されています。
よって、鉄道利用者も増加し2025年以降の業績は拡大傾向にあると思われます。
~今後どうなるか①~ |
・インバウンドによる業績拡大期待 |
・2025年1月時点で単独月過去最高 |
・年間4000万人超えの訪日客に期待 |
非鉄道事業の成長性に期待
2つ目は非鉄道事業の成長性です。
JR西日本の中期経営計画では、2032年までに鉄道:非鉄道事業=6:4まで拡大することを発表しています。
鉄道事業の成長性は頭打ち感があるため、新たな収益の柱である非鉄道事業が注目されます。
2025年時点では非鉄道事業は約2割なので、今後の成長性に期待しましょう。
~今後どうなるか②~ |
・非鉄道事業の成長性に期待 |
・2032年に利益比率40%まで拡大 |
・成長産業となるか節目の状態 |
まとめ
本記事では、JR西日本の株価が下落した理由について解説しました。
やはりコロナの影響が大きく、鉄道事業の低迷が大きな要因となっています。
とはいえ、姫路~大阪間のドル箱路線があるので安心感はあります。
安定配当が得られ、今後は非鉄道事業の成長が期待されるので投資の魅力は十分あるかと思います。
とはいえ、世界経済次第で株価は影響を受けるので投資は自己責任で実施しましょう。

勝ちやすい割安銘柄を探す方法や投資術を磨きたい方は、こちらの書籍が分かりやすいです。
JR西日本の株を買うならマネックス証券
JR西日本の株を買いたい、または株式投資を始めたい人にオススメなのがマネックス証券です。
スマホ3大キャリアのdocomo関連の証券会社なので安心。
また、すべての証券会社の株式を購入することが出来るので、わざわざ他の証券会社の口座を申し込む必要はありません。
さらに、1株単位の少額投資が可能でありJR西日本なら約3000円から取引可能となります。
全ての証券会社の株式が取引可能
マネックス証券は、国内すべての証券会社で取り扱われる株式を取引可能です。
例えば、ライザップ株のように欲しいけど楽天証券じゃ変えない、ということがありません。
もちろん、配当銘柄である三菱商事や三菱UFJといった銘柄も買うことが出来ますよ!
マネックス証券で取引できる証券会社 |
東証 |
名証 |
札証 |
福証 |
プライム・スタンダード・グロース全て |
手数料が無料
マネックス証券が他の証券会社より優れているのは、すべての株取引が可能な点だけではありません。
手数料が非常に安いのが強みです。
新NISAで買い付けする場合は全て無料、通常でも最低50円からの手数料となります。
取引額 | 手数料 |
新NISA | 無料 |
通常取引 | 50円~ |
docomo系列で安心
株をする上で大切なのが、証券会社の信頼性です。
証券会社がほんとに大丈夫なのか、入金してから潰れないか、不安になって当然です。
マネックス証券はスマホ3大キャリアのdocomo系列が運営しています。
大切なお金を投入するわけですから、誰もが知る大企業の運営する証券会社がオススメです。
株取引ならマネックス証券!! |
![]() |
口座開設はこちら! |
・マネックス証券はdocomoグループ ・dカードの積み立て投資がお得 ・日本株だけでなく米国株にも対応 ・手数料が業界最安水準 ・初心者向けのフォローアップ搭載 |