どうも、ヒカリblogへようこそ。
もう年末の冬本番で最高気温が10℃を下回る中、皆さん釣りに行っていますでしょうか。
最近釣りに行くも微妙な釣果で記事を中々書けませんでした。前回の釣行から約2週間ぶりの更新になります。
本荘人工島で探り釣り!ガシラ&コブダイ登場!餌取り多すぎ注意!
12月中旬以降の明石周辺の釣り物は、一時期よりも減りましたが相変わらずアジやハマチ狙いが多いです。その他カレイやアイナメといった投げ釣り、冬の名物コブダイ釣りなどが挙げられます。
直近では明石の漁港でアナゴや尺アジが釣れています。アナゴは年中釣れるのでオススメ。
メバリングのタックルだとかなりドキドキしたやり取りが楽しめますよ。
さて、今回は草部渡船を利用して本荘人工島へヘチ釣りをしてきました。チヌ狙いだったのでハリスなど軽装備でしたがコブダイ祭りとはツユ知らず・・・
本荘ケーソン
今回釣行したのは沖堤防である本荘ケーソン(別名:神鋼ケーソン)です。その名の通り、神戸製綱の敷地横にある防波堤になります。
釣行には渡船が必要で、草部渡船&へぐり渡船の2つあるのでお好きな方で渡ってください。時間は朝6時から渡してくれます。金額などは以下の記事。
釣れる魚は青物から根魚まで何でも釣れます。そしてサイズも良型ばかりなのでファミリーにもオススメできます。
特に有名なのが、春冬はカレイ、夏はキス、夏&秋は青物やチヌになります。チヌ狙いの人は少ないので探り放題です。
【ヘチ釣り】本荘ケーソンでチヌ&コブダイ好調!カニで釣れる!表層を泳ぐのが見える魚影の濃さ!!
タックル
今回使用したタックルはチヌ狙いの装備になります。そのためハリスが1.5号と標準的な太さ。
もしコブダイ狙いを考えている場合は、全く違うタックルが必要となります。
竿:ヘチセレクション S-SPEC 2.85m
リール:ヘチセレクション88W
道色:落とし込みMARK-WIN 2.5号
ハリス:ナイロン1.5号
針:カニ専用チヌ針2号
ガン玉:5B
餌:岩カニ
チヌ狙いであれば十分なタックルですが、相手がコブダイとなると竿のコンセプト的にかなり苦しいタックルです。
もしコブダイを狙うなら?
チヌタックルでは竿が柔らかく、コブダイ独特の突進する引きに耐えられません。たとえ耐えたとしてもハリスが細いため一瞬で切られます。
コブダイは針に掛かると一気に走り出して根に潜ります。なのでドラグを出すような丁寧なやり取りではなく強引に浮かせるパワーが必要です。
参考までに対コブダイでも耐えうるタックルを紹介しておきます。
まず竿ですが、投げ竿やタコ竿のような竿先の硬い物が好ましいです。柔らかい竿でいなせる程ヤワな相手ではありません。
リールに関しては、大型スピニングリール(最低3000番以上)もしくは船用ベイトリールが好ましいです。必要なのはコブダイに負けない馬力です。
ハリスに関しては、最低5号は用意しましょう。上の通り、強引なやり取りになるのと根に潜られても簡単に切れない糸が必要です。今回の1.5号のタックルでは全く相手になりませんでした。
餌に関しては、バナメイエビやブラックタイガーをスーパーで調達している人が多いです。しかし、岩カニの方が食いが良いと個人的に思います。
本日の釣果 2020.12.27
では今回の釣果に移ります。
釣行日は2020年12月27日、朝6時の渡し船で堤防へ向かいました。
堤防に渡してもらった時はまだ真っ暗。今月の頭は明るかったのに随分変わるものです。そして寒い、手がかじかみます。
そんな中で竿を準備して釣りを開始するも暗いうちは全くアタリなし。周囲では良型のガシラが釣れていました。
明るくなり始めてから、内湾向きに仕掛けを落とすと竿を海中に引き込むようなアタリ!合わせるとギュイーンと走る!
竿を立てて耐えるも案の定根に潜られ勝負あり。ハリスが切れてしまいました。
その後も3回強烈なアタリがあるも釣り上げることができない。というか、最初の強烈な引きを殺すことがタックルの関係上できない・・・
そんな中、そこそこの引きだが軽い魚が掛かる。
18cmは確実にあるガシラ!やはり良型ガシラの魚影は濃そうですね。例年、ガシラが小粒化していたけど、専門で狙うのもありかな。
【追記】後日釣行した記事はこちら。
本荘ケーソンで根魚釣り!ウキでも胴付きでもメバルやガシラが釣れまくる!!
ちなみにガシラやメバルは生まれてから20cmまで成長するのに約6年要します。小さい魚はリリースしてあげましょう。詳しくは下の記事へ。
【メバルの稚魚飼育】成長速度は?餌付ける方法とおすすめの餌!
その後も狙うも、チヌのアタリはなくコブダイがアタっては走られ切られを連続。流石にタックルのミスマッチに腹が立つ・・・
そんな中釣り上げたのがこちら。
約30cmのコブダイ。このサイズなら余裕で上がります。今回のチヌタックルでは50cmまでのコブダイなら対応可能ですが、60cm以上の大型となると最初の突進で切られる傾向にあります。
その後もコブダイを釣り上げるも、やはり30cmクラス。その後はガシラが餌取りでカニにアタックする時間が過ぎ、ついに帰港の時間がやってきました。
今回の反省点
今回の反省点はやはり、現在釣れている魚に対してタックルがミスマッチしていた点でしょう。
というのも、草部渡船の釣果情報にて大型コブダイが沢山釣れているのは知っていたためです。寒チヌ狙いでコブダイが外道として大量発生することを想定すべきでした。
かといって、チヌ狙いでコブダイが掛かるのは止むを得ない。ならどうするか。他の場所へ釣行するか、コブダイ狙いに変更するか、他の魚を狙うかになります。
掛けたら確実に切られる装備で釣行するのは一番やってはいけない選択肢だと思います。だからこそ、チヌ狙いと定めずに釣行すべきだった。
皆さんも釣果情報を参考にして○○狙いと絞らずに、タックルのミスマッチが起きないように気を付けましょう。釣れる魚を釣る、これも大切かと思います。
今回の釣果
・コブダイ:30~35cm×4匹(大型は全てバレる)
・ガシラ:10~20cm×5匹
では、今回はこの辺で!