どうも、ヒカリblogへようこそ。
プレイドという会社を知っているでしょうか。
アメリカのグーグルが出資・提携している、注目度の高い新興企業です。
何をしている会社かというと、CXプラットフォームである「KARTE」を運営している企業です。
株価は上場時点と比べると低迷していますが、成長性のある会社となります。
本記事では、プレイド(4165)の事業内容や売り上げ、将来性、今後の株価について紹介していきます。
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プレイド(4165)とは
さて、株式会社プレイドとはどんな会社なのか。
一言で表すと、データ分析を生業としている会社です。
データの価値を、一人ひとりの日々の体験や生活に還元していくことで、自然とデータが社会を支えるインフラになる、そんな世界を実現しようとしています。
引用:株式会社プレイド公式HP
会社の規模
まず会社の規模から。
売上は約73億円と新興企業としては大きく、社員数も337人と中規模です。
2020年にはグロース市場へ上場しており、グーグルから出資を受けていることも相まって知名度が上昇しつつあります。
上場 | グロース市場 |
資本金 | 約28億円 |
設立 | 2011年 |
売上額 | 約73億円 |
社員数 | 337人 |
事業内容
続いては事業内容について解説していきます。
プレイドのメイン事業はKARTEと呼ばれるプラットフォームを用いて消費者行動分析を行うサービスです。
KARTEを中心として各事業を進めているので、個別に見ていきましょう。
KARTEとは、サイトやアプリに今来訪している人をリアルタイムに解析、可視化。顧客理解からパーソナライズまでを一気通貫で実装できる、CX(顧客体験)プラットフォームです。
引用:株式会社プレイド公式HP
KARTE事業
プレイドでは、2015年にリリースした「KARTE」とそこに集まる「1st Party Customer Data」を中心に各種サービスを展開しています。
事業内容としては、KARTEというマーケティングツールを販売している形です。
顧客はKARTEを利用して、自社をどういった人々が利用しているのかを分析し、顧客分析や新商品開発に繋げることが出来ます。
同業他社と比べて、機能面はかなり充実しており大口契約もあるので国内トップクラスといっても良いでしょう。
~プレイドのKARTE事業~ |
・リアルタイム対応可能な顧客分析システムを提供 |
・同業他社より高品質でグーグルとも提携 |
・大口契約もあり国内トップクラスの実力 |
・ITreview 2022 Fallにて使いやすさNo.1 |
Professional Service事業
二つ目の事業はProfessional Service事業です。
企業や自治体と共創してデータを元にしたビジネスモデルの変革や組織開発を担います。
TEAMとSTUDIO ZEROの二種類あります。
~Professional Service事業~ |
・ビジネスモデルの変革や組織開発支援 |
・TEAMは、企業や組織が抱える問題に対し、一緒に考え共に実現するプロフェッショナルチーム。 |
・STUDIO ZEROは、企業や行政・公的機関と新たな事業を開発する組織。 |
Emotion Tech事業
3つ目の事業が、Emotion Tech事業です。
顧客や従業員の感情データを調査・分析することで事業や組織に役立てるサービスとなります。
サービスは、Emotion Tech「CX」と「EX」の二種類あります。
「CX」は、顧客ロイヤルティ向上を目的としたCX調査・分析の支援サービス。
「EX」は、従業員エンゲージメント向上を目的としたEX調査・分析の支援サービス。
~Emotion Tech事業~ |
・顧客や従業員の感情をデータ化 |
・データを元にして事業や組織に活用 |
・顧客or従業員向けの二種類(CX、EX)がある |
プレイドの売上&営業利益について
続いては、プレイドの売上と営業利益を見てきましょう。
売上を年毎に確認すれば成長性が分かります。
営業利益を見れば、黒字化を目指しているのか、先行投資を積極的に行っているかを確認できます。
決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。
売上&営業利益の推移
プレイドの売上と営業利益の推移を2021年より表にまとめました。
売上は順調に伸びており、24年には21年比で約2倍の売上へと成長予定。
営業利益は赤字となっていますが、グロース特有の先行投資による積極性が現れています。
現状赤字ですが、先行投資が実を結べば大きな黒字へと変貌するので要注目ですね。
プレイドの売上&営業利益 | ||
年度 | 売上(百万円) | 営業利益(百万円) |
2021年 | 5,444 | 170 |
2022年 | 7,295 | -882 |
2023年(予定) | 8,900 | -1,000 |
2024年(予定) | 9,800 | -600 |
プレイドの株価推移
プレイドの株価について見ていきましょう。
2020年12月17日にグロース市場へ上場したプレイドですが、上場後は株価が低迷していました。
上場から数年がたった今、どうなっているのか。
投資すべきタイミングかどうか判断する材料になれば幸いです。
株投資が中々上手くいかない方は、株式投資以外の低リスクな資産運用方法を紹介しているので参考にどうぞ。
上場後は急落し低迷
さて、プレイドは上場直後に株価が上昇しましたが、その後は低迷しています。
株価5000円を高値にして、一気に株価が下がり2022年からは700円前後で安定しています。
IPO(新規上場銘柄)でよくあることですが、成長面や事業自体に不安が生じると一気に売られてしまいます。
長年上場している企業と違って、どこが相場の底か分からないので売りが売りを呼んでしまう形。
プレイドもその流れで株価が10分の1以下まで落ちてしまいました。
~上場後は株価低迷~ |
・5000円の高値以降、株価低迷 |
・株価は5000→370円まで急落 |
・業績成長不安が売りを呼んでしまった |
株価復活の突破口
下降トレンドの突破口は何か。
やはり安定した成長性を確保して、投資家を安心させることです。
グロース株の強みは、成長性が高く日本を代表する企業に成長する可能性に満ちている点です。
成功例でいうとメルカリですね。
プレイドの場合、グーグルが味方で知名度は抜群なので、あとは継続的な成長性を示すことが出来れば株価は復活するでしょう。
~株価復活の突破口~ |
・安定成長で投資家心理を改善すること |
・先行投資の赤字から黒字復帰と拡大 |
・グーグルと共に継続的な成長を。 |
株だけに頼らずポートフェリオを幅広く
グロース株は勢いに乗れば一攫千金ですが、株価が落ちるのも非常に速いです。
さらに、外的要因にも弱いので注意が必要です。
2023年には、SVB破綻のような新たな金融危機も叫ばれています。
資産運用をする場合は株だけではなく、投資信託を始めとした分散投資が重要となります。
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プレイドの株価が急落した理由
プレイドの株価はなぜ最高値から8分の1まで急落してしまったのか。
これから投資または持ち越すにあたり、この理由を知っていれば判断材料になるはず。
急落の理由は、成長性の鈍化と赤字の常態化、世界情勢の3つとなります。
成長性の鈍化
一つ目の理由は、成長性の鈍化です。
プレイドの売上は2019年から約18億円の規模で増加していましたが、2023年は前年比約10億円の増加にとどまっています。
つまり、売上が伸び悩む=成長性が鈍化した、と捉えられる訳です。
グロース株は成長性が評価されるので、プレイドは勢いが弱まったと投資家に判断されてしまったのです。
実際、2021年9月期決算でKPIが悪化していることが判明すると、翌日の株価はストップ安となっています。
~①成長性の鈍化~ |
・グロース株は成長性が命 |
・売り上げ増加率で2023年は鈍化 |
・KARTE解約率が増加し収入減少 |
赤字の常態化
プレイドは2019年までは黒字経営でしたが、それ以降は先行投資による赤字経営となっています。
グロース株は一度黒字になると、先行投資が実を結んで黒字が拡大する傾向にあります。
しかし、プレイドは黒字→赤字転落であり、さらに2023年も11億円の赤字を見込んでいることが嫌気された形です。
いつになったら先行投資が実を結んで、黒字拡大になるのかという株主の不安が株安を促進してしまったのです。
~②赤字の常態化~ |
・2020年以降、赤字が増大 |
・黒字→赤字転落のインパクト大 |
・投資金額を回収できるのか株主は不安 |
グロース株全体が逆風
さて、3つ目は市況の問題です。
2020年以降、グロース株は絶好調で多くの銘柄が2倍、3倍は当たり前の状況が続いていました。
しかし、2021年初頭からコロナバブルに暗雲が見え始め、多くのグロース株が急落を経験しました。
さらに、2022年からは米国の金利利上げに伴いグロース売り・バリュー買いが促進され、グロース株全体に逆風が吹いています。
その結果、2023年時点でプレイドはKARTEの新規顧客が順調に増え、単価も維持しているにも関わらず株価が上昇しにくい状況となっています。
~③グロース株全体が逆風~ |
・2021年以降コロナバブルが弾ける |
・グロース売り、バリュー買いが定着 |
・2022~2023年は米国金利の利上げ実施 |
・KARTEが好調でも株価が上がりづらい市況 |
プレイドの株主還元について
プレイドの株主還元策はどうなのか。
グロース株で株主還元といえば、自社株買いや株式分割です。
これらの株主還元予定はあるのでしょうか。
配当銘柄狙いで投資をしたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。
黒字定着までは期待小
2023年3月時点で、株主還元は見送っています。
当面は無配にして資金を先行投資に注ぎ成長を優先としている状態です。
配当や自社株買いは余剰利益、つまり黒字が定着するまで難しいと推測されます。
株式分割に関して、株価5000円時点で発表されなかった点からほぼ無いと思われます。
~プレイドの株主還元~ |
・当面無配で成長優先 |
・自社株買いや配当は黒字まで期待小 |
・株式分割は株価5000円未満では期待出来ない |
プレイドの将来性について
プレイドの将来性はどうなのでしょうか。
将来性について、プレイドはかなり高いと思われます。
実際、プレイドの参入する市況は規模が大きく、新サービスがグーグルに採用されるなど好材料が沢山あります。
KARTEの参入市況は1兆円規模
さて、KARTEの参入するSaaS市場(Software as A Service)の規模は年々成長しているフロンティアです。
SaaS市場は、2022年から2030年までの予測期間において、年平均成長率(CAGR)18.83%で推移すると予測。
引用:PRTIMES
来年の2024年には1兆円を超える規模になると推定されています。
どんどん規模が大きくなる市況は、プレイドのシェアが伸びれば業績も青天井が期待できることを示唆します。
急成長分野なので、今の投資期間を耐えることが出来れば一気に化ける可能性があります。
~市況規模が1兆円~ |
・SaaS市場は2024年に1兆円規模に成長 |
・2030年まで年平均18%の成長期待 |
・KARTEのシェアが伸びれば業績は青天井 |
新サービスを提供しGoogleでも採用
プレイドは2022年に新サービスをどんどん打ち出しています。
2月には「KARTE Signals」というデジタル広告領域向けのプロダクトをローンチ。
3月には行動データを分析して顧客サポートを行う「KARTE RightSupport」を提供しています。
これだけでなく、2022年9月にはKARTEをグーグルクラウド・マーケットプレイスで提供開始しています。
グーグルクラウドプレミアパートナーとして、クラウドソリューションを提供するのはプレイドが国内初です。
グーグルに採用されたことで、プレイドの注目度や信頼度は上がるでしょう。
新サービスの全てが花開く訳ではないですが、成長のために積極的にリリースし大手企業に採用されつつあるので将来性抜群でしょう。
~新サービスがグーグルで採用~ |
・2022年は新サービスを数多くリリース |
・KARTEがグーグルで採用 |
・注目度、信頼度は上昇の見込み |
まとめ:今後の株価はどうなる
今回はプレイド(4165)の売上や営業利益、株価急落の理由、将来性などについて解説しました。
グーグルから出資を受けているプレイドはSaaS市場では有名な企業であり、CXプラットフォームのKARTEで市場参入しています。
成長の鈍化が懸念されて株価が低迷しましたが、グーグルにKARTEが採用されるなど好材料も多くあります。
今後の株価について、株価が低水準かつ好材料が多いので一旦上昇が予測されます。
さらに先行投資が功を奏して、黒字転換すればさらに勢い付くでしょう。
とはいえ、新旧入れ替わりの激しい世界なので投資は自己責任で進めましょう。
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また、長期で運用するため相場の上下にも強く、元本割れしづらいといったメリットがあります。
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