どうも、ヒカリblogへようこそ。
・昼間のアジングで釣れるのか
・釣れやすいワームの選び方
・どんなアクションが有利か
・ポイント選びはどうするか
・どんなワームが必要か
皆さん、アジングってされますか?
アジングといえば、夜の常夜灯付近で釣るのがメジャーです。
でも夜遅くに釣りになんていけない・・・
そんなあなたにピッタリなのが昼間に狙うデイアジングです。
夜中よりも難易度自体は上がりますが、ワーム選びやアクション、ポイントの見極めで明るい時間でも十分釣れます。
本記事では、明るい時間帯におけるアジングについて解説していきます。
アジの飼育方法や成長速度はこちらの記事を参考にどうぞ。
デイアジングとは?
アジングとは、ルアーでアジを釣る方法のことを指します。
主に夜中に常夜灯付近で釣るのがメジャーで、ワームやルアーを潮に乗せ漂わせてアピールします。
その中でも、昼間や明るい時間のアジングのことをデイアジングと呼びます。
アジングの魅力とは?
アジング?
一匹ずつアジ釣るの?
いやいや、サビキで数釣った方が効率的じゃん?
と思われがちですが、アジングにはサビキ釣りとは明確な違いがあります。
それは、撒き餌に頼らずルアーアクションを工夫して釣ったアジは「釣った」感が強い点です。
サビキ釣りと違い、明確にウデの差が出る釣りです。
創意工夫次第で釣果に差が出る、それこそがアジングの魅力と言えるでしょう。
昼間のアジングは難易度が高い理由
アジング=夜釣りというのがメジャーです。
これは、昼間よりも夜の方がアジングの難易度は低く初心者が入門しやすためです。
とはいえ難易度が高いだけで、明るい時間でもアジングでアジを釣ることは可能です。
なぜ昼間のアジングの難易度が高いのか、理由を解説していきます。
サビキ釣りのアミエビが強敵
昼間のアジングで最大の敵、それはサビキ釣りで使われるアミエビです。
アミエビの集魚力は凄まじく、アジ視点だとワームやルアーはどうしても見劣りします。
しかも、防波堤には多くのサビキ釣りを楽しむ人がいるので、アミエビは常時供給されている状態です。
そのため、アジはワームよりもアミエビの方に関心が向いてしまうので、必然的にアジングは不利になります。
自分は釣れないのにサビキ釣り師が連掛けしていると心が折れてしまう、これに負けない気持ちが大切です。
ワームが見切られる
デイアジングの難易度が高いとされる理由の1つ目は、
アジにワームを見切られる点です。
夜と違い、昼間は明るいのでアジにワームを見切られやすい。
そのためワーム選びやアクションを工夫する必要があり、初心者にはハードルが高いと言われる主な理由となっています。
アジの回遊場所を絞れない
昼間のアジングで釣果を上げづらい理由として、
アジの回遊場所を絞れない点です。
夜釣りであれば、常夜灯付近にアジが集まるためポイントを絞ることができます。
しかし、昼間はどこにアジがいるのかを絞るのは非常に難しい。
よって、釣り場に着いたらアジがいる場所をランガンしながら探す必要があるため、初心者にはハードルが高くなります。
朝&夕マズメが狙い目の理由
アジングを明るい時間にする際、狙い目となるのが朝or夕マズメです。
マズメとは、夜明けから日の出の1時間前後、または日没1時間前後を指します。
釣りでは「マズメ」はチャンスタイムであることが知られています。
なぜマズメがよく釣れるのか。
その理由について解説していきます。
プランクトンの活性化
小魚の餌となるプランクトンは朝と夕方に移動する習性があります。
朝マズメの場合、植物プランクトンが光合成をするために海底から海面付近に浮上します。
それを求めてアジのような小魚が集まり、フィッシュイーターも集まります。
夕マズメの場合、日中は海底にいる動物プランクトンが夜に向けて表層に集まる習性があります。
それを狙ってアジが捕食活動するので釣れやすくなります。
・夕マズメは動物プランクトンが海底から海面へ移動
昼間のアジングで使うべきワームカラー
夜のアジングと異なり昼間のアジングで釣果を左右するのはワーム選びです。
明るく澄んだ海でアジに違和感を感じさせなくするのは至難の業。
この色さえあれば釣れる、そんな確定事項はなく釣れるカラーを探すのがアジングの醍醐味です。
しかし、昼間に有効とされるワームカラーは決まっています。
餌だと勘違いさせられるワームを選びましょう。
クリア系カラー
夜のアジングでも鉄板カラーですがクリア系は昼間でも効果的です。
1種類は持っておくべき必須のワームカラーだ。
昼間のアジングで重要なのはアジに違和感や警戒心を与えない点です。
警戒心を与えるとスレてしまって釣れなくなる恐れがあります。
その点、クリア系カラーは最もナチュラルかつアピール力もあるため昼間にはもってこいとなります。
グリーン系カラー
クリア系以外に持っておくべきはグリーン系カラーです。
ナチュラル系なのでアジに違和感を与えにくく、スレにくいのが特徴です。
クリア系よりもアピール力が弱いのですが、渋い時ほどグリーン系カラーはマッチングしやすいです。
特に、水が澄んでワームを見切られやすい状況で真価を発揮し、他のワームで釣れなくてもグリーン系なら釣れることも多々あります。
アクションはどうする?
昼間のアジングはタダ巻きで釣れることは滅多にありません。
竿を動かしてワームを積極的に動かす必要があります。
フォールを意識する
アジが最も食い付きやすくなるワームの動きがフォールです。
日夜問わずアジングで必須のアクションとなります。
アクションの方法として、
リール動作ではなく、竿を上下させてワームが海底に向けて自然落下するイメージで動かすと良いです。
糸ふけを作りすぎるとアタリがボケて合わせられないので、ジグヘッドの重みを竿先で感じる程度でフォールさせましょう。
竿先を小さく動かしてアピール
竿先を小さく動かしてアピールする方法をシェイキングと言います。
ワームはランダムに動いている状態で、アジ目線では餌が逃げまどっているように見えます。
よって、活性の低いアジも興味を持ちやすくなり釣れる可能性が高まるのです。
魚は動いている物体に対して反射的に捕食活動をするので、ランダムなワーム動作で積極的に食わせることが出来ます。
ちなみに、この反射的に捕食活動させることをリアクションバイトと言います。
昼間のアジングでのポイント選び
昼間のアジングではポイント選びが釣果に直結します。
では、どこを狙うべきか。
デイアジングに最適の場所は以下の場所になります。
・防波堤の灯台
・潮が淀む場所
漁港や船着き場
デイアジングで外せない場所として、漁港や船着き場が挙げられます。
特に船の下や日陰になっている場所にアジが隠れていることが多いです。
丁度写真のような場所ですね。
近年、立ち入り禁止の漁港が増えているので、ネットや釣り具屋等で情報収集してから出掛けるようにしましょう。
また、船と船の間にキャストする際は引っ掛からないようにして、漁師さんに迷惑がかからないように心がけてください。
防波堤の灯台
デイアジングで外せないポイントの一つに、防波堤の灯台が挙げられます。
理由として、灯台付近は潮の流れが良くプランクトンが集まるのでアジが居着いている可能性が高いです。
さらに、アジが沖合いから内湾に移動する時は灯台付近を通るため、回遊コースにもなっています。
灯台付近はアジングだけでなく青物狙いでも人気なので、思わぬ大物が釣れる可能性があります。
昼間のアジングはランガンが基本なので、釣れそうな場所は早い段階で確保しましょう。
潮が淀む場所
昼間のアジングで狙うべき場所として、潮が淀む場所が挙げられます。
潮が淀む場所はアジが好む動物プランクトンが豊富なので釣れる確率が上がります。
昼間にサビキで釣れるように、食い気のあるアジは必ず餌の近くにいます。
ちなみに、潮が動いているのにゴミが滞留している場所が当てはまり、写真のようなところが狙い目です。
昼間のアジング:おすすめのワーム
アジングはワーム選びで釣果が決まるといっても過言ではありません。
色々なワームが販売されていますが、どのワームを選べばよいのか分からない。
そんな方向けに、とりあえず持っておくと釣れる確率の高いワームを紹介します。
バークレイ:パワーベイト サビキSW
アジング定番のワームとして、バークレイのパワーベイトサビキSWが挙げられます。
キャッチフレーズは「サビキのように釣れちゃう」です。
テール部分がサビキのようにキラキラしているのが特徴。
ボディ部分の脹らみがアクション時のキレのあるダートを生むので、昼間のアジに対してもリアクションバイトを誘発できる優秀なワームです。
ダイワ:月下美人 アジングビーム
続いて、月下美人のアジングビームです。
このワームは、サタンテールと呼ばれる先端部に膨らみのあるテールを採用していて、フォールでアジにアピールできるのが特徴です。
昼間のアジングではボトム付近を狙うことが多いので、ボトムに実績のある月下美人アジングビームは持っておくべきです。
メジャークラフト:パラワーム アジストレート
デイアジングで有効なワームの3つ目が、メジャークラフトのパラワームシリーズです。
このワームは変わった形をしていますが、柔らかい素材でボディ中心部を細くすることにより食い込み重視となっています。
アタリはあるのに乗らない、そういう場合に重宝するワームなので持っておくと釣果が上がりやすいです。
また、食い込み重視の素材なのでメバリングにも応用可能で汎用性が高いのも評価が高い理由ですね。
まとめ
今回は昼間のアジングについて、ワーム選びやポイントについて紹介しました。
夜のイメージが強いアジングですが、昼間でも十分釣ることができます。
狙うべきポイントが多いので数釣りは難しいですが、パターンさえ掴めば夜並みに楽しむことができます。
夜は釣りに行けないから昼間にアジングをしたい、そんな方はぜひ挑戦してみてください。
釣れた魚は氷や強力な保冷剤でキンキンに冷やしてあげると鮮度が維持できて美味しく持ち帰ることができるので、しっかり準備しましょう。
では、今回はこの辺で!