・パナソニックの会社について
・パナソニックの業績は順調なの?
・パナソニックの配当はいくら?
・パナソニック:直近の株価
・【パナソニック】株価はなぜ安い?
・パナソニックの今後の株価について
・まとめ:本記事のポイント

パナソニックの株価はなぜ安いの?

それでも17年ぶりの高値なんだけどね。

本記事ではパナソニックの株価が安い理由を解説していきます。
・業績が長期低迷している
・不採算事業の整理に手間取る
・EV事業の低迷
・不透明な成長性
同業他社についても記事にしているので参考にどうぞ。
パナソニックとは
家電メーカーとしてお馴染みのパナソニック。
しかし、家電以外にも車載電池や半導体デバイス材料を手掛けています。
このように、事業内容や会社の規模については意外と知らないのではないでしょうか。
では、会社の規模や事業内容について解説していきます。
会社の規模
まずは会社の規模から。
1935年に松下電器としてスタートし、今や誰もが知る家電メーカーなこともあり売上は約7兆円。
社員数は約24万人も抱える超巨大企業です。
東証プライム市場に上場しており、まさに一流企業と言っても良いでしょう。
上場 | プライム市場 |
資本金 | 2592億円 |
設立 | 1935年 |
売上額 | 約7兆3888億円 |
社員数 | 240,198人 |
事業内容
続いては、パナソニックの事業内容を解説していきます。
家電だけではなく、自動車関連や半導体、太陽光発電システムなど幅広く事業を展開しています。
そのため事業部門は5つに分かれており、それぞれについて見ていきましょう(参考:パナソニックHP)。
くらし事業
一つ目が、くらし事業です。
その名の通り、暮らしに関する製品を取り扱っています。
具体的には、冷蔵庫や電子レンジ、エアコン、洗濯機、空気清浄機、美容器具などが挙げられます。
売り上げは約3兆5000億円であり、売り上げ全体の約50%を占めています。
このことから、イメージ通りパナソニックは家電製品をメインで扱っていることが分かります。
~くらし事業~ |
・暮らしに関する製品がメイン |
・冷蔵庫やエアコン、洗濯機が代表的 |
・総売上の半数を占める事業 |
オートモーティブ事業
2つ目がオートモーティブ事業。
その名の通り、自動車関係の事業となります。
具体的な製品として、車載スピーカーシステムや車載カメラ、車載スイッチ、運転支援システムなどが挙げられます。
本事業は2024年に売却されており、現在は持ち分会社として利益を享受しています。
~オートモーティブ事業~ |
・自動車に使用される部品の事業 |
・車載カメラや運転支援システムが代表的 |
・2024年に売却し持ち分会社化 |
インダストリー事業
3つ目がインダストリー事業です。
インダストリー=工場や現場で使われるような製品を展開しています。
具体的に、産業用モーターやタッチパネル、コンデンサー、半導体デバイス材料、液晶パネルなどが挙げられます。
売上規模は約1兆1000億円であり、くらし事業に次ぐ規模となります。
~インダストリー事業~ |
・工場で使われる製品がメイン |
・半導体デバイスや液晶パネルが代表的 |
・売上全体の2番目の売上規模 |
コネクト事業
4つ目がコネクト事業。
この事業は非常に幅広い製品がハード、ソフト面に渡って展開されています。
具体的には、パソコンやリモートカメラ、旅客機のメンテナンス・リペアサービスなどが挙げられます。
ハード面以外にも、ソフト面ではサーバー整備により警察、自治体、学校といった社会に必要な公共サービスの現場を支えています。
売上は約9000億円であり、4番目の売り上げ規模を有しています。
~コネクト事業~ |
・ハード、ソフト面幅広く扱う事業 |
・パソコンやサーバーが代表的 |
・公共サービスを支える重要な立ち位置 |
・売上全体の4番目の売上規模 |
エナジー事業
4つ目がエナジー事業です。
その名の通り、エネルギーに関する製品を取り扱っています。
具体的に、リチウムイオン電池や乾電池、ニッケル水素電池、蓄電モジュールなどが挙げられます。
この事業は電気自動車需要やIoT・社会インフラの需要拡大を追い風としている分野になります。
売上規模は約8000億円で他の事業よりも少ないですが、これからの成長が見込まれています。
~エナジー事業~ |
・エネルギーに関する製品がメイン |
・リチウムイオン電池が代表的 |
・車載電池として電気自動車向けにも旺盛 |
・売上規模は5番目 |
パナソニックの売上&営業利益
日本を代表する規模の会社であるパナソニックの業績はどうなのか。
成長性を表す売上、稼ぐ力を表す営業利益の推移をみていきましょう。

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売上の推移
参考:四季報
パナソニックの売上推移を表にしました。
2021年以降は増収が続いており、構造改革やAI関連などが好調で順調に推移しています。
2025年2月に売上高の下方修正を発表しましたが、前年比では増収を維持する見込みです。
純利益の推移
参考:四季報
パナソニックの純利益推移をグラフ化しました。
2024年までは増益でしたが、2025年には減益見込みとなっています。
主な理由は税効果によるもので、2024年の液晶事業撤退時の税優遇が消えたので減益という形です。
とはいえ、過去最高益から見て2番目の純利益なので十分順調だと思われます。
パナソニック:株価の推移

株価は2025年に入り持ち直しつつあります。
株投資が中々上手くいかず含み損が気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
2024年:株価は下落傾向
2024年前半の株価チャートを掲載しています(引用:yahooファイナンス)。
新NISA効果で日本株は好調にもかかわらず、パナソニックの株価は下落傾向にあります。
これは、業績の下方修正や国際認証の取り消し、著作権問題といった不祥事が原因です。
~直近の株価動向~ |
・直近1年より22%株価は下落 |
・下方修正や不祥事が影響 |
・時価総額は電機大手で6番目に下降 |
2025年:17年ぶりの高値水準へ
画像:Googleファイナンス
2025年、ついに株価が上昇し17年ぶりに1900円台に突入しました。
長年の構造改革が功を奏し、好決算を発表したことがプラス材料と判断されました。
特に生成AIや電池事業などが好調で今後も期待が出来そうです。
株だけに頼らずポートフェリオを幅広く
株は勢いに乗れば一攫千金ですが、株価が落ちるのも非常に速いです。
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このように資産運用をする場合は株だけではなく、投資信託を始めとした分散投資が重要となります。
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パナソニック:株主還元について
続いては、パナソニックの株主還元について。
株主還元とは具体的に、配当金や自社株買い、株式分割が挙げられます。
パナソニックの場合、配当利回りは2%程度で自社株買いも少額実施されています。

配当銘柄狙いで投資をしたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。
配当金の推移
まずは配当金について表にまとめました(引用:IRBANK)。
2025年の配当金は1株あたり年間40円に増配予定です。
基本的に配当金額は安定しており、近年は少しずつ増配が実施されています。
パナソニックの配当性向は20%前後と低めなので、今後の増配が期待されます。
配当利回りの推移
パナソニックの配当利回りをグラフにしました。
ご覧の通り、2021年以降は配当利回りが2~3%の間で推移しています。
低利回りのため、配当銘柄としての魅力度は低いと言えるでしょう。
自社株買いの推移
続いて、自社株買いの推移について表にまとめました(引用:IRBANK)
自社株買いの規模は2018年をピークにして減少傾向。
しかしながら、継続的な株主還元はコロナ禍~コロナ禍以降も実施されています。
2018年以前は1億規模の自社株買いを毎年行っていたので、今後に期待です。
年度 | 自社株買い数(個) |
2018 | 1億1900万 |
2019 | 5000万 |
2020 | 3500万 |
2021 | 4300万 |
2022 | 4500万 |
パナソニックの株価はなぜ安い?

パナソニックの株価が安い理由は以下。
・不採算事業の保有
・不祥事による信頼問題
・不透明な成長性
・事業見通しの先送り
2024年:業績の低迷期間が長い
まずは業績の低迷です。
売上だけでなく、営業利益も数%で停滞しており収益面でも低迷しています。
2024年にはEV市場の鈍化による低迷で苦戦し、中期経営計画の未達も発表するなど厳しい状況が続きました。
その他、車載部品の子会社を譲渡などで減損を200億円計上し2024年に下方修正を発表しています。
~売上や収益の低迷~ |
・売上や営業利益の成長が停滞 |
・営業利益は3%の低収益水準を継続 |
・EV市場の鈍化が痛手 |
2024年:不採算事業の整理に時間を要した
2つ目の理由として、不採算事業の整理に時間を要したことが挙げられます。
これに関しては徐々に構造改革が進みつつあります。
過去にあった液晶vsプラズマパネルの戦いに敗れて以降もプラズマ事業を残していましたが2013年に終了。
これを皮切りに、鉛蓄電池の事業譲渡や液晶パネル事業の撤退、ディスプレイ装置事業の撤退、半導体事業の譲渡など合計27もの事業整理を行っています(参考:ニュースイッチ)。
これらの構造改革により収益性は確実に向上しており、今後が期待できるといって良いでしょう。
~不採算事業の整理~ |
・不採算事業整理に約10年を要した |
・合計27もの事業を譲渡または撤退 |
・事業整理効果として営業利益率や固定費改善 |
・今後は成長事業に投資をする段階へ移行 |
2024年:不祥事発覚による信頼問題
3つ目の理由は、不祥事の発覚。
2024年より、パナソニックは電子材料の認証不正やミラーレス一眼カメラのサイトで著作権を侵害するなど不祥事が続いています(引用:産経新聞)。
特に、認証不正は40年近くも行っており会社の信頼問題に関わる大事となりました。
この影響が株価にも響き、発覚以降の2024年5月からは株価が下落し続けています。
~不祥事の発覚~ |
・2024年より不祥事が続く |
・電子材料の認証不正は約40年間継続 |
・発覚以降の株価は下落が続く |
不透明な成長性
4つ目の理由として、不透明な成長性です。
パナソニックは中期経営計画において以下の3領域を成長路線に掲げています(参考:中期経営計画)。
②ソフトウェア事業
③海外向け空調事業
電池事業に関して、2024年度決算においてEV向け電池の減産が響き下方修正。
ソフトウェア事業に関して、ブルーヨンダーの営業赤字で厳しい状況。
海外向け空調事業に関して、工場新設で増勢。
空調事業以外は見通しが厳しく成長性に疑問があるのが現状と言えます。
~不透明な成長性~ |
・3つの成長領域を策定 |
・電池とソフトウェアは見通しが厳しい |
・空調事業のみ増勢で売上貢献か |
・成長路線への転換は厳しいと判断 |
2031年までの事業見通しを先送り
パナソニックは2031年に売上高3兆円を目標とした事業計画を先送りにしました(参考:パナソニック)。
これはEV市場の悪化や米国のEV普及率の目標引き下げなど、悪材料が続いたためです。
米国にEV向け電池の工場を建設し事業拡大を目指していましたが、北米の第三工場は2024年に見送っています。
以上のことから、成長戦略の柱である電池事業が足踏みしているため株価も安くなっています。
~事業見通しの引き下げ~ |
・EV市場の見通し悪化で事業見通しの引き下げ |
・売上3兆円目標を2031年→時期未定に変更 |
・北米第3工場も建設見送り |
2025年:PER10倍で割安
パナソニックのPERは2025年時点で約10倍。
これは日本株の平均である15倍よりも低く、同業の三菱電機よりも割安水準となっています。
17年ぶりの株価1900円台を突破しても、まだまだ安値ということになります。
パナソニックの株価が安いと言われる理由はPERが低いからなのです。
~株価が安い理由~ |
・2025年時点でPERは約10倍 |
・平均PERが15倍、同業種よりも割安 |
・PERが低い=株価が安いという判断 |
パナソニック:株価は今後どうなる?

パナソニックの今後の株価について
低迷期は過ぎて反転攻勢
今後のパナソニックの株価ですが、低迷期は過ぎて反転攻勢へ移る可能性があります。
約10年も要した事業整理が落ち着き、コア事業の育成およびブルヨンダー買収による成長戦略を立てつつあります。
事業整理により投資すべき事業を絞ることが出来るので、上手くいけば成長加速が期待できます。
過去の失敗とは異なり、これらの成長戦略が上手くいくと株価は上向くと思われます。
~今後の株価①~ |
・今後は反転攻勢で株価上昇の可能性 |
・事業整理終了で成長戦略へ |
・ブルーヨンダーの赤字は不安材料 |
EV市場が低迷で株価が連動
今後のパナソニックの株価はEV市場の低迷に連動する可能性があります。
パナソニックはEV向け電池に注力しており、米国のテスラとバッテリー供給契約を交わしています。
2024年にEV市場は低迷しており、米国のEV普及率に関しても目標の大幅な引き下げが行われています(参考:ロイター)。
バッテリー需要や単価が低下するとパナソニックの業績も下がるため、株価はEV市場の影響を受ける可能性があります。。
~今後の株価②~ |
・EV市場の低迷で株価が下がる可能性 |
・米国や中国ではEV販売の低迷が顕著 |
・EVバッテリー需要と単価低迷は業績に悪影響 |
17年ぶりの高値で青天井状態か
パナソニックの株価は2025年に17年ぶりの1900円台を付けています。
つまり、2009年以降のホルダーは全員含み益であり売り圧が小さいことが予想されます。
今後は生成AIや電池事業が業績をけん引することが予想され、需要は高まる可能性が高いです。
よって、需給面でも業績面でも株価は上昇方向に動くかと思われます。
~今後の株価③~ |
・2008年以来の株価1900円突破 |
・含み益ホルダーが多く売り圧少ない |
・需給面、業績面でも株価は上昇方向か |
まとめ:本記事のポイント

本記事のポイントをまとめます。
・パナソニックの売上:過去最高水準
・パナソニックの配当:連続増配を実施
・パナソニック:株価は反転攻勢中
・【パナソニック】株価はなぜ安い?
①業績低迷期間が長い
②構造改革に時間を要した
③不祥事の発覚
④不透明な成長性
⑤事業見通しの先送り
・パナソニック:今後は反転攻勢
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