【デンカ】株価が急落した理由は?将来性はある?今後の配当や利回りについて解説!

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投資
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~本記事で分かること~
・デンカの業績
・株価の推移
・配当と配当利回り
・株価が急落した理由
・将来性について

総合化学メーカーであるデンカは、アビガン向け原料の供給で一時期テレビでも取り上げられていました。

しかし、株価は冴えずピーク時の半値近くまで急落しています。

~デンカの株価が急落した理由~
・コロナ検査薬の需要減
・業績と配当の下方修正
・不祥事や爆発事故の影響

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デンカとは

デンカは総合化学メーカーであり、一般的には知られていない会社です。

コロナ禍で話題となったアビガン向け原料の供給元として一時期ニュースに取り上げられた程度。

投資をする前にデンカのことを知っておきましょう。

会社の規模

デンカの会社の規模について。

デンカは1915年に設立され、100年以上持続する老舗企業です。

売上高は約370億円で社員数は6000人を超えています。

東証プライム市場に上場しており、2024年時点で日経平均構成銘柄に指定されています。

上場プライム市場
資本金約370億円
設立日1915年
売上高約4000億円
社員数6,406人

事業内容(セグメント)

デンカのセグメントは4つから構成されています。

それぞれのセグメントについて解説していきましょう。

電子・先端プロダクツ

1つ目が電子・先端プロダクツ。

このセグメントでは、リチウムイオンバッテリーや5G通信、再生可能エネルギーなどに必要な材料を提供しています。

具体的には、導電助剤や基盤、フィルムなどが挙げられます。

売上に占める割合は約25%です。

~電子・先端プロダクツ~
・最先端領域に必要な材料を提供
・基盤やフィルムなど多岐に渡る
・売上に占める割合は約25%

ライフイノベーション

2つ目がライフイノベーション。

このセグメントでは、インフルエンザやコロナのワクチンや検査キットなどを手掛けています。

上記以外にも、検査や予防・治療の領域で商品展開をしています。

売上に占める割合は約12%です。

~ライフイノベーション~
・インフルやコロナの検査キットなどを提供
・予防や治療の領域にも展開
・売上に占める割合は約12%

エラストマー・インフラソリューション

3つ目がエラストマー・インフラソリューション。

このセグメントでは、機能性エラストマーや、インフラ強靭化に必要な特殊混和材、農業向けコルゲート管、肥料などを展開しています。

売上に占める割合は約31%である。

~エラストマー・インフラソリューション~
・インフラや農業向けの製品を展開
・機能性エラストマーから肥料まで多岐に渡る
・売上に占める割合は約31%

ポリマーソリューション

4つ目がポリマーソリューション。

このセグメントでは、機能性樹脂や食品シート、合成繊維など高分子を用いた商品展開を行っています。

売上に占める割合は約32%である。

~ポリマーソリューション~
・高分子を用いた製品を提供
・食品シートや繊維など展開
・売上に占める割合は約32%

デンカ:業績について

デンカの業績について。

コロナ禍はコロナ検査薬などで好調でしたが、コロナ後は低迷しています。

決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。

売上の推移

デンカの売上の推移をグラフにしました。

ご覧の通り、売上は横ばいとなっています。

コロナ禍では検査キットは好調でしたが、スマホや家電の需要が弱く成長出来ていないのが現状です。

2024年は半導体関連の需要が回復する見込みなので、今後に期待しましょう。

純利益の推移

デンカの純利益の推移をグラフにしました。

ご覧の通り、純利益は右肩下がりであり、2024年度は直近6年間で最低水準です。

主力製品である電子先端品の販売数量が下がることで純利益の減少に直結しています。

また、この影響で配当が減配となっています。

デンカ:株価推移

デンカの株価について。

業績期待の大きかった2020年は好調でしたが、その後は低迷しています。

コロナ禍とそれ以降に分けて見ていきましょう。

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コロナ禍:絶好調

2010年代~コロナ禍にかけての株価チャートを掲載しました(引用:yahooファイナンス)。

ご覧の通り、2018年以降は株価が下落していましたが、2020年に急騰しています。

これは、コロナ禍でアビガン原料の供給や半導体関連の好調さを受けたためです。

世界的な株高も追い風となり、2020年に株価は約1.6倍にまで上昇しました。

~デンカの株価:コロナ禍~
・2020年に株価急騰
・アビガン期待と半導体関連の好調さが後押し
・最終的に株価は1.6倍まで上昇

2022年以降:株価の急落

デンカの株価

2022年以降のデンカの株価チャートを掲載しました(引用:yahooファイナンス)。

ご覧の通り、株価は右肩下がりとなっています。

2024年時点で株価は2500円まで下落しており、ピーク時の半値近く

これはコロナ検査キットの減少や主力製品の低調による業績低迷が原因です。

純利益も減少が続き、2023年に大幅減配を実施しています。

~デンカの株価:2022年以降~
・2022年以降は株価は右肩下がり
・2024年には株価2500円まで下落
・下方修正と減配が株価直撃

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デンカ:株主還元について

デンカの株主還元について。

デンカは配当金や自社株買い、株主優待を実施しています。

それぞれ解説していきます。

配当銘柄狙いで投資をしたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。

配当金の推移

デンカの配当金の推移をグラフにしました。

2022年までは増配傾向でしたが、2023年より大幅減配が実施されています。

デンカの配当性向は50%と高いですが、純利益の減少による影響で減配となっています。

配当性向は高いので、業績次第では今後の増配が期待できる銘柄かと思います。

配当利回りの推移

デンカの配当利回りの推移をグラフにしました。

配当利回りは4%前後であり、高配当の部類に入ります。

2023年に減配が実施されましたが、株価も下がっているので配当狙いとしては悪くないかと思います。

自社株買いの推移

デンカの自社株買いの推移をグラフにしました。

最後に自社株買いが実施されたのは2020年であり、過去最大規模の株主還元でした。

2024年1月時点で自社株買いは発表されておらず、未定となっています。

株主優待の内容

デンカは株主優待を実施しています。

保有数が1株以上で、自社子会社製品(化粧品)を優待価格で購入できます。

1株単位で優待が得られるので、優待狙いであれば1株投資も視野に入れていきましょう

デンカ:株価が急落した理由

デンカの株価は2020年に比べて半値近くまで急落しました。

なぜ急落したのか。

~デンカの株価が急落した理由~
①コロナ検査薬の自主回収
②2023年期の業績の下方修正&減配発表
③2024年期も下方修正

2021年:コロナ検査薬の自主回収

デンカの株価が急落した理由の1つ目として、コロナ検査薬の自主回収が挙げられます。

2021年11月にデンカはコロナ抗原検査を130万個回収することを発表しました。

回収理由は、本来陰性のはずが陽性と表示され、いわゆる偽陽性となる可能性があるためです。

業績に与える影響は精査との発表がされましたが、マイナス材料であることは変わらず。

その結果、株価は発表から1カ月の間に約10%の急落となりました。

~デンカ株価急落:理由①~
・2021年にコロナ抗原検査キットを大量回収
・業績への影響は未定もマイナス材料化
・1カ月で株価は約10%の急落

2023年:業績の下方修正&減配

デンカの株価が急落した理由の2つ目として、下方修正と減配の実施が挙げられます。

2023年1月にデンカは大幅な減配を発表し、期末配当の額を75→30円の半分以下まで減配しました。

さらに下方修正も発表しており、純利益が前期比で約-54%の大幅減益となる見込み。

これにより株価は1週間で10%以上の急落となっています。

~デンカ株価急落:理由②~
・2023年期の下方修正&減配を発表
・期末配当は半分以下まで減配
・1週間で株価は10%以上の急落

2024年:業績&配当予想の下方修正

デンカの株価が急落した理由の3つ目として、24年期の業績と配当予想も下方修正されたことが挙げられます。

2024年期も減益&減配が発表され、配当予想は120→100円へ減配となっています。

また、業績については主力製品の回復が大幅に遅れていることが原因であり、長期化が予想されます。

業績低迷の長期化かつ減配により株価は2500円台にまで下落しました。

~デンカ株価急落:理由③~
・2024年期も下方修正&減配を発表
・配当は120→100円に減配
・業績低迷の長期化と減配がマイナス材料

デンカ:将来性

デンカの将来性について。

業績低迷&減配により株価が2500円台で停滞するデンカ。

中期経営計画通りに進捗すれば株価と配当の両取りが出来るかもしれない潜在力があります。

~デンカの将来性について~
①業績回復なら増配で高配当銘柄へ
②2030年に営業利益1000億円を目標

業績回復なら増配で高配当銘柄へ

デンカの将来性について、まずは業績回復で増配が期待されます。

2024年1月時点での株価は2500円台であり、配当利回りは約4%です。

デンカの配当性向は50%のため、業績が回復すれば増配の可能性が高く、配当利回りが一気に上昇します。

2022年の純利益水準で配当実績145円なので、高配当銘柄としての将来性は十分あるかと思われます。

~デンカ:将来性①~
・2024年時点で配当利回りは約4%
・業績回復なら増配が期待される
・配当性向50%より高配当銘柄の期待あり

2030年に営業利益1000億円を目標

デンカの将来性について、2つ目は中期経営計画の進捗が挙げられます。

会社目標では2030年に営業利益1000億円であり、2024年の190億円に対し約5倍となります。

計画では、ICTやヘルスケア、サステナブルリビングの高成長領域である3つに投資を集中する見込み。

仮に営業利益が5倍になると純利益も増加し、増配が期待されます。

~デンカ:将来性②~
・2030年に営業利益1000億円が目標
・2024年の営業利益190億円より約5倍増
・進捗次第で純利益増加からの増配が期待

まとめ

本記事では、デンカの業績や株価推移、株価が急落した理由などについて解説しました。

デンカは下方修正と減配を実施しており、2024年時点で配当利回りが約4%まで上昇しています。

主力製品の低調による業績低迷が続いていますが、中期経営計画では2030年までに飛躍するとされています。

配当性向が50%と高いため、業績回復による増配が期待され、中期経営計画の進捗次第では高配当銘柄になる可能性もあります。

とはいえ、業績は世界市場の影響を受けるため投資は自己責任で行いましょう。

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