【INPEX】株価が上がらない理由は?配当や将来性・潰れない理由について解説!【旧国際石油開発帝石】

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投資
投資高配当銘柄
~本記事で分かること~
・INPEXの業績
・INPEXの株価の推移
・INPEXの配当や自社株買いについて
・石油からの事業シフトについて
・将来性について

どうも、ヒカリblogへようこそ。

皆さん、INPEXという会社を知っていますでしょうか。

旧国際石油開発帝石であり、石油業界では第5位の売上を誇ります。

株価は順調かつ配当利回り4%以上の優良配当銘柄です。

しかし、INPEXの株価は伸び悩んでいるのが現状です。

~INPEXの株価が上がらない理由~
①2024年の石油需要が減少する見込み
②2023年の株価急騰による調整局面

本記事では、INPEXの業績や株価の推移、配当、今後の株価がどうなるかについて解説していきます。

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INPEXとは

INPEXという会社を知っていますでしょうか。

国内でも有数の油田やガス田を保有する企業であり、私たちの生活を支えてくれている企業です。

投資をする前に、会社の規模や事業内容について知っておきましょう。

会社の規模

まずは会社の規模から。

INPEXは2006年に設立され、東証プライム市場に上場しています。

売上は約2兆円規模であり、世界中に油田を保有する国内有数の石油会社です。

昔の社名は国際石油開発帝石であり、石油業界では第5位の売上を誇ります(引用:バフェットコード)。

上場プライム市場
資本金2,908億円
設立日2006年
売上高2.3兆円
社員数3,364人

事業内容

続いては事業内容について。

INPEXはエネルギーを取り扱っており、石油や天然ガス分野、クリーンエネルギー分野の2部門に分かれます。

それぞれ個別に解説していきます。

石油・天然ガス分野

まずは、石油・天然ガス分野。

その名の通り、石油と天然ガスを取り扱っています。

オーストラリアやアブダビに巨大油田を保有しており、5カ国を中心に石油&天然ガスプロジェクトを推進しています。

2023年時点、日本国内では最大の埋蔵量・生産量規模を有しているのが他社とは異なる強み。

~石油・天然ガス事業~
・石油と天然ガスを主に取り扱う
・巨大油田を保有し国内最大の生産規模
・5カ国で石油&天然ガスプロジェクトを推進

ネットゼロ5分野

2つ目がネットゼロ5分野。

5分野とは、水素事業や再生可能エネルギー、森林保全、カーボンリサイクル、CO2削減です。

脱炭素に向けて需要が期待される水素や再生可能エネルギーなどを事業として成長させることで、企業価値を上昇させることが狙いです。

~ネットゼロ5分野~
・脱炭素に向けた5つの分野を指す
・水素や再生可能エネルギーなどで成長加速
・ゼロカーボン社会に向けて石油からの脱却

INPEXの業績について

INPEXの業績について。

石油プロジェクトやクリーンエネルギーを推進しているINPEX。

業績拡大を進めており営業利益も堅調です。

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売上&営業利益の推移

INPEXの売上と営業利益の推移を以下の表にまとめました(引用:四季報)。

コロナ禍以降の業績拡大が素晴らしく、2022年には2020年の3倍近い売上となっています。

また、営業利益は約54%と非常に高い水準へと回復。

参考までに、この営業利益から産油国へのロイヤリティを支払うため、他企業の営業利益とは比較できない特徴があります。

とはいえ、増収・増益であることは間違いないためINPEXの成長性には期待できます。

2023年8月の第二四半期決算より、上方修正と増配が発表されておりINPEXの業績は好調であることが伺えます(引用:INPEX決算)。

INPEXの売上&営業利益
年度売上(百万円)営業利益(百万円)営業利益率
2020年771,046248,47132.2%
2021年1,244,369590,65747.4%
2022年2,324,6601,246,40853.6%
2023年(予)2,031,0001,009,00049.7%

INPEX:株価の推移

INPEXの株価について。

脱炭素が叫ばれる中、石油分野で売上を伸ばすINPEXの株価はどうなのか。

2010年以降から解説していきます。

株式投資が不安な方や中々勝てない方は、損をしない投資方法を解説しているので参考にどうぞ。

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2010~コロナ禍:株価は下落基調

INPEXのコロナ禍までの株価チャートを掲載しました(引用:yahooファイナンス)。

2014年以降、株価は下落基調にありコロナ禍では1株600円まで下げました。

石油開発に強みのあったINPEXでしたが、チャイナショック~コロナ禍は資源価格が低迷しており減益決算を計上していました(参考:日本経済新聞)。

特にコロナ禍では世界経済が封鎖されたことで、石油先物価格が一時マイナスになる等厳しい状況に置かれ株価も大幅に下がっています。

~INPEX:株価①~
・2020年まで株価は下落基調
・原油価格低迷による収益減少が直撃
・コロナ禍では1株600円にまで低迷

コロナ後:株価は上昇基調へ

INPEXのコロナ後も含めた株価チャートを掲載しています。

ご覧の通り、2020年以降の株価は上昇し続けています。

2023年には過去10年で最高値付近まで上昇しており、絶好調であることが分かります。

株価上昇の要因として、原油価格高騰や円安による業績拡大、そして営業利益1兆円の達成、株主還元強化などが挙げられます(参考:日本経済新聞)。

高収益かつ株主還元も積極的となれば株価が反応するのも当然と言えるでしょう。

~INPEX:株価②~
・2023年に株価は過去10年で最高値へ
・原油価格高騰や円安で業績拡大
・株主還元強化で株価も好調

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INPEX:株主還元について

INPEXの株主還元について。

INPEXは業績拡大中であり、株主還元に積極的です。

具体的に、配当金や自社株買いを実施しています。

それぞれの推移を個別に解説していきましょう。

配当銘柄狙いで投資を始めたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。

配当の推移

INPEXの配当の推移をグラフにまとめました。

ご覧の通り、配当は2020年以降毎年増配されています。

理由は業績拡大に伴う株主還元の強化であり、INPEXは株主を大切にしていることが伺えます。

さらに2023年8月決算では増配が発表されており、1株当たり74円まで増額されました。

この発表で配当利回りは4%以上となり、高配当株への仲間入りとなるため配当銘柄としての魅力度も高まっています。

自社株買いの推移

INPEXの配当の推移を以下の表にまとめました(引用:IRBANK)。

2020年以降は自社株買いを実施しています。

2022年に700億円規模、2023年には1200億円規模で実施されています。

さらに、2023年8月決算より上限1000億円規模の自社株買いを実施するという発表されています(引用:INPEX決算)。。

増配だけでなく自社株買いも実施されることから、INPEXの株主還元への積極性は毎違いないと考えられます。

年度自社株買い実施額
2022699億9994万
20231199億9990万
2023年8月決算より1000億円規模の自社株買いを追加発表

INPEX:株価が上がらない理由

INPEXの株価は2023年後半は横ばい圏となっています。

なぜ株価が上がらないのか。

~INPEXの株価が上がらない理由~
①石油需要の減少が続くため
②株価急騰による調整のため

石油需要の減少が続くため

株価が上がらない理由の1つとして、石油需要の減少が続くためです。

国際エネルギー機関は2024年の石油需要見通しを10%以上下方修正しました。

INPEXの主力は石油関連事業であり、石油需要が業績に大きく影響します。

業績が伸び悩むと配当も増配幅が小さくなるため、株価も上がりにくくなります。

~株価が上がらない理由①~
・2024年の石油需要見通しが下方修正
・INPEXは石油需要が業績に影響
・配当の増配幅が小さくなると株価は停滞

株価急騰による調整のため

株価が上がらない理由の2つ目として、株価急騰の調整が挙げられます。

INPEXの株価は2023年の1年間で約2倍に上昇しています。

これは高配当株ブームの中、3期連続増配を発表し大きく注目されたことが要因です。

しかし、株価が急騰した反動で株価調整が発生し、2024年は中々上がらない状態となっています。

~株価が上がらない理由②~
・2023年で株価が約2倍にまで上昇
・株価急騰の反動で調整局面へ
・2024年は中々上がらない状態からスタート

INPEXの株価はどうなる?

INPEXの株価は今後どうなるのか。

業績拡大を続けるINPEXですが、脱炭素社会という時代の流れに乗ることが出来るのか。

目先と長期について解説していきます。

原油価格高騰なら業績拡大

まずは目先から。

INPEXは油田開発に力を入れているため、原油価格が業績に直結します。

2023年8月時点で原油価格は1バレル80ドル付近で停滞しています(引用:JBpress)。

これは中国や米国の景況感は微妙であり、需要が一気に回復する見込みが薄いことが原因です。

それでも原油価格が下落しないのは産油国による減産政策による影響が大きく、値崩れしないのはINPEXにとってプラス材料。

しかし、今後中国はコロナ政策で抑制された経済の回復が期待されるので当然原油の需要も高まります。

そうなると原油価格は再び上がっていく可能性があり、INPEXの株価にもプラスに働きます。

~INPEX:短期の株価~
・原油価格次第で業績拡大=株価上昇
・中国や米国が景況感薄いが回復期待あり
・産油国の減産で原油価格の暴落は薄い

クリーンエネルギーへの成長期待

長期目線では、クリーンエネルギーの成長が期待されます。

脱炭素の時代により石油産業は間違いなく衰退していきます。

その中で、INPEXはクリーンエネルギーである天然ガスに期待を寄せており、数多くのガス田を保有しています(引用:INPEX HP)。

今後、世界は原子力や天然ガス等の比較的安定したクリーンエネルギーにシフトしていきます。

需要が高まるということは、価格も上がると言うこと。

つまり、天然ガスのガス田を多く保有し供給しているINPEXの株価も上がっていく可能性が高いと踏んでいます。

~INPEX:長期の株価~
・時代は脱炭素で石油産業は衰退する
・INPEXは天然ガス田を保有&供給する強み
・今後は世界的に天然ガスが注目され株価に影響

INPEXの将来性について

INPEXの将来性について。

石油産業であるINPEXの将来が気になる方は多いはず。

そこで、INPEXが進める事業の将来性について解説していきましょう。

天然ガスへのシフト

まずは、天然ガスへのシフトです。

INPEXは石油産業で稼いできましたが、今は天然ガスへのシフトを急いでいます。

中期経営計画では、天然ガスへの投資比率を50→70%に増額し、ポートフォリオのガス比率を向上させる方針です(引用:中期経営計画)。

また、石油事業も早期生産・早期コスト回収を徹底し収益性に注力していく方針。

将来的にクリーンエネルギーである天然ガスの需要拡大は確実であり、INPEXの事業シフトが成功すれば業績維持に繋がります。

ガス田開発に成功し供給力が増強されれば業績拡大にも影響すると思われます。

~天然ガスへの事業シフト~
・天然ガスの投資比率を70%に引き上げ
・ポートフェリオのガス比率を高める
・将来的な天然ガスの需要拡大は確実

水素&アンモニアの成長性

続いては、水素&アンモニアの成長性です。

天然ガスに次ぐ次世代エネルギーとして、水素やアンモニアが注目されています。

INPEXは水素やアンモニアのプロジェクトも手掛けており、国内や海外問わずに2020年代に生産を開始する予定です。

中期経営計画では2030年には3件以上の事業化を目指しており年間10万トンの生産&供給を目標としています(引用:中期経営計画

特に水素は天然ガス由来で生産が可能となるためINPEXの天然ガス事業とのシナジーが期待されます。

~クリーンエネルギーの成長性~
・水素とアンモニアの生産&供給に注力
・2020年代に国内外で生産開始予定
・2030年には10万トンの生産&供給を見込む

まとめ

本記事では、INPEXの業績や株価、株主還元、将来性などについて記事にしました。

INPEXは資源高を背景に業績好調であり、増配や自社株買いを積極的に実施しています。

配当利回りは4%以上であり、高配当銘柄として魅力も高いです。

今後は、脱炭素社会に向けた天然ガス事業へのシフトや水素&アンモニアといった新エネルギーの成長性が期待されます。

とはいえ、資源価格は世界情勢の影響を受けるので投資は自己責任で行いましょう。

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