【釣り餌】シラサエビ品薄の原因について!明石近辺だけの品薄?

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シラサエビが品薄 釣り
釣り

釣り餌のシラサエビが品薄な件について

どうもこんにちは、ヒカリblogへようこそ。

表題の通り4月の末からシラサエビが売り切れていることが多くなりました。これは明石近辺だけのことなのか、全国的なことなのか・・・。

エビ撒き釣りをする身としては死活問題です。前回はギリギリ在庫があったんで助かりました。
(前回の記事:東二見でメバル釣り!エビ撒き釣りで好調だ!)

シラサエビは防波堤でメバルやハネなどを釣る時の撒き餌・付け餌に使われるのはもちろん、船でも鯛を狙う時にも使われるポピュラーな餌です。

なので年がら年中、釣り餌屋で取り扱っているので品薄とは縁のない餌の部類です。

逆に売り切れる餌って?と言われると、磯カニや青コガネ、赤コガネ、ユムシといった、釣り物が限定されているor流通量が少ない餌が挙げられます。

確実にシラサエビが欲しい場合はネット通販がオススメです。釣行日の前日に届くようにすればOKです。

ポピュラーな餌が売り切れる原因は?

さて、4月~5月にシラサエビが売り切れる原因を挙げてみます。

①単純に季節が良くなったから釣り人の数が増え、需要の増加
②輸入量禁止による供給量減
③漁獲量の低下

①はそのままですね、記事作成段階(2020年GW中)では防波堤に釣り人が沢山います。東二見人工島も本荘人工島も凄まじい人の数です。

とはいえ、シラサエビを使うにはエビタンクが必要となります。今は家族連れが多いのでシラサよりオキアミや青虫の使用率の方が高いかと。

②これは知っている人少ないと思いますが、2016年に海外産のシラサエビが輸入禁止になっています。

当時、クルマエビの稚エビの病気(致死率ほぼ100%)について割りとニュースで取り上げられていました。

これは世界的に流行したようで、この対策として海外産のエビなどの輸入品を税関でチェックしていました。

これにより保管期間が長くなりエビの死因となることや国産との識別が困難であること、また疫病対策としてシラサエビの輸入は現在行われていません。
※ただしブツエビは輸入可らしい。

③漁獲量に関して、シラサエビは琵琶湖で漁獲されたものが出回っているのですが4~6月は産卵の時期でエビが深場から浅場に移動するようです。

冬場なら対して動かないエビが活発に動く時期なので漁獲量が減少するんですね。

ここ数年春先にシラサエビが品薄になる最大の原因は②と思われますが、今年は特に品薄が酷いように感じます。

シラサエビやブツエビの正式名称は何か。餌屋に年中ある理由を解説!

今年シラサエビが品薄な原因は?

今年は特にシラサエビの在庫が品薄になる原因はズバリ・・・

・エビが網にかからない
コロナウイルスによる物流の停滞です

この時期は底引き網での漁をしておらず、刺し網のようなものでエビを獲るそうです。これの漁獲量が全然ダメらしい。

物流に関してはコロナによるものです。これは憶測ではなく釣り具屋の方から直接聞いた話です。輸入品シラサエビがなくなった今、供給元は滋賀県の琵琶湖になります。

そのため普段であれば定期的ある入荷が、漁獲量低下&コロナの影響で供給量が減り入荷回数がいつになく少ないそうです。

シラサエビ以外は大丈夫?

シラサエビ以外の餌、例えばアオイソメや石ゴカイ、本虫(マムシ)などはどうなのでしょうか。

結論からいうと、国内品少、外国からの輸入多になるので影響は少なからずあるでしょう。

アオイソメは中国で天然採取もしくは養殖されたものが日本へ輸送されています。日本でも採取記録はあるようですが、実質輸入品のみです。

ちなみに「赤イソメ」とかいう赤いアオイソメは同じ種類で、単に色が違うのみです。生息地の緯度が低いほど赤い個体が多いらしい。

赤イソメの登場理由は天然アオイソメの資源枯渇が原因とか。
参考:アオイソメ小売価格 約6000円/kg

石ゴカイは国内でも養殖されています。そのため比較的影響は少ないと思われます。輸入はやはり中国が多く次いで朝鮮半島になります。
参考:石ゴカイ小売価格 約8000円/kg

本虫は国内産と海外産があり、「本虫」と記載されている場合は海外品になります。そして「岩虫」と記載されている場合は国内産です。

どちらが多いかですが、一部の餌屋を除いて本虫の表記が圧倒的に多く、岩虫は希少餌と書かれていることが多いです。つまり輸入品の本虫の方が流通しているということです。

ちなみに、岩虫の採取方法は海底の岩を動かして採るそうなので希少価値が高く価格も高いとのことです。輸入元の中国・韓国でも天然採取のため価格が高いです。
参考:本虫小売価格 約20000円/kg

調べると卸値が出てきたので各餌の高い安いがわかって面白いです。

その価格の理由も論文(広島大学:西日本における釣り餌として流通される水生動物の現状)に記載されているので、ぜひ読んでみてほしいです。

ちなみにシラサエビの小売価格は約10000円/kgだそうです。近所の餌屋では50g500円(10円/g)で売り出しているので妥当なところかと思います。

まとめ

今回はシラサエビが品薄(むしろ売り切れ)のことが多く感じたので記事にしてみました。

結論は2016年からの輸入停止による全体の供給量低下とコロナウイルスによる物流の停滞が原因のようです。この状態は明石近辺のみではないと見るべきでしょう。

ですので、しばらくの間は流通が戻るまで我慢しましょう。餌屋でシラサがあればラッキー程度の感覚ですね。

確実にシラサエビを入手するなら通販一択です。T-ポートさんの餌は活きが良いので安心して使えますよ。

シラサエビを使用する際はエビタンクが必須となりますので、持っていない方は購入してから釣りに行きましょう。

また、釣りに必要なライフジャケットについて記事にしていますので、まだ持っていない方は検討してみてください。

【釣り】ライフジャケットの種類とオススメ紹介!

追記

2021年5月31日時点でもやはり品薄状態が続いています。

シラサエビを購入する際は事前に店舗に電話してみたり、ネット通販で仕入れるなどをしてみてください。

アオイソメやイシゴカイといった虫エサ類は相変わらず潤沢にあります。売り切れは中々ないでしょう。

では今回はこの辺で!

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