【レーザーテック】株価はなぜ上がる?将来性や今後の配当について解説!

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半導体銘柄
半導体銘柄投資
~本記事で分かること~
・レーザーテックの株価はなぜ上がるか
・2024年までの株価推移
・配当金や配当利回りの推移
・レーザーテックの業績
・2022年以降に株価が下がった理由
・レーザーテックの将来性

レーザーテックの株価はなぜ上がっているの?

 

それは様々な要因があるから解説していくね!

~レーザーテックの株価はなぜ上がる?~
・半導体市況の回復
・成長性が高い
・日米金利差の低下
・目標株価の引き上げ

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レーザーテックとは

半導体メーカーのレーザーテック

レーザーテックってどんな会社?

半導体装置の会社だよ!

規模や事業内容を解説するね!

会社の規模

レーザーテックの会社規模について。

1959年に設立された老舗半導体企業であり、2024年時点で売上は約1500億円。

半導体装置において世界的に高いシェアを有しています。

東証プライム市場に上場しており、注目度の高い半導体銘柄と言えます。

上場 プライム市場
資本金 約9億円
設立 1959年
売上額 約1500億円
社員数 425人

事業内容

レーザーテックの事業内容について。

メインの事業は半導体関連装置であり、半導体装置の検査装置やEUV露光装置など独自技術を展開しています。

その他に半導体装置に関するサービスも行うことで、装置販売以外の収益を得ています。

レーザーテック:株価はなぜ上がる?

レーザーテックの株価はなぜ上がっているの?

半導体市況の回復を始めとした4つの理由があるよ!

~レーザーテックの株価はなぜ上がる?~
・半導体市況の回復
・成長性が高い
・日米金利差の低下
・目標株価の引き上げ

半導体市況の回復

レーザーテックの株価が上昇した理由として、半導体市況の回復が挙げられます。

2024年1月に半導体需要予測が発表されており、2024年度は需要が27%増とされています(画像:半導体製造装置協会)。

レーザーテックの主要事業である半導体装置も需要の高まりが予想され、株価は大きく上昇しています。

画像によると、少なくとも2025年度までは成長軌道が見込まれており、今後も半導体市場は活況となることが予想されます。

・半導体市況が2024年に回復
・2025年度も需要は底堅い見込み
・レーザーテックの業績期待で株価上昇

成長性が高い

レーザーテックの株価が上昇した理由として、成長性の高さが挙げられます。

レーザーテックの売上をグラフにしました(参考:IRBANK)。

ご覧の通り、売上は右肩上がりに成長しています。

特に2019~2023年の5年間では売上高が5倍に成長しており、高い成長率を誇っています。

半導体市況の追い風に加え、レーザーテックの成長性も評価されることで株価は上がっています。

・直近5年間で売上が5倍に成長
・まだまだ成長の余地がある
・成長性が評価され株価上昇

日米の長期金利差の低下

レーザーテックの株価が上昇した理由として、日米の長期金利の差が小さくなることが挙げられます。

米国の金利引き下げ観測と日本の金利引き上げ観測による金利差の低下が見込まれます。

2024年2月時点で、日銀は春先にマイナス金利を解除し、その後に2回金利引き上げを実施するとの市場予想がされています(参考:Bloomberg)。

これにより、成長株への資金流入が起きており、レーザーテックのような成長株は軒並み株価が上昇しています。

・日米金利差の縮小を好感
・米国は金利引き下げ予定
・日銀は金利引き上げ予定
・成長株へ資金流入

目標株価の引き上げが実施

レーザーテックの株価が上昇した理由として、目標株価の引き上げが挙げられます。

2023~2024年にかけてレーザーテックの目標株価は大きく引き上げられました(参考:目標株価まとめ)。

~目標株価の推移~
2023年12月・・・32,000→38,300円
2024年1月・・・38,300→43,500円

レーザーテック:株価の推移

レーザーテックの株価はどう推移しているの?

一言で言うと右肩上がりだね!

2018~2023年

2018~2023年にかけてのレーザーテックの株価チャートを掲載しました(参考:googleファイナンス)。

株価は2022年まで右肩上がりで順調そのものでした。

2022年は株価調整や半導体需要の落ち着きが予測されるなどで、株価は下落しています。

しかし、2023年には持ち直しており株価は上昇傾向にあります。

2023~2024年

2018~2023年にかけてのレーザーテックの株価チャートを掲載しました(参考:googleファイナンス)。

ご覧の通り、2023年9月より株価は上昇し2024年2月時点で40000円を突破しています

この理由は前項の通り、半導体市況の回復や好決算などが影響しています。

~レーザーテックの株価上昇の理由~
・半導体市況の回復
・高い成長性
・金利差の縮小期待
・目標株価の引き上げ

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レーザーテック:株主還元について

レーザーテックの株主還元ってどうなの?

配当があるから解説していくね!

 

配当銘柄狙いで投資を始めたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。

配当金の推移

レーザーテックの配当金の推移をグラフにしました(参考:IRBANK)。

ご覧の通り、配当金は毎年増配されており2024年は1株あたり191円となっています。

会社方針より配当性向は35%であるため、業績が良ければどんどん増配される好循環となっています(参考:配当政策)。

株価上昇はもちろん、配当狙いとしても十分魅力的と思われます。

配当利回りの推移

レーザーテックの配当利回りの推移をグラフにしました(参考:IRBANK)。

ご覧の通り、配当利回り自体は1%未満と低くなっています。

理由としては株価が急騰しているためです。

配当は2018年比で10倍以上増加していますが、株価上昇に追い付いていないのが現状と言えます。

配当利回りのみでは魅力度が低いですが、増配と株価変動を含めると魅力度は高いと思われます。

レーザーテック:業績について

レーザーテックの業績ってどうなの?

絶好調そのものだよ!

決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。

売上の推移

レーザーテックの売上をグラフにしました(参考:IRBANK)。

半導体需要の追い風を受けて、売上は右肩上がりに成長しています。

独自技術でシェアも高く、半導体市況が向上するほど業績にも追い風が吹いています。

2023年決算においては7期連続の最高益を更新しており、絶好調そのものです(参考:業績報告)。

純利益の推移

レーザーテックの純利益の推移をグラフにしました(参考:IRBANK)。

売上増加に伴い、純利益も右肩上がりとなっています。

売上だけでなく利益もしっかり取れており、収益基盤が強靭と言えるでしょう。

配当性向が35%であるため、純利益を積み増すほど増配が実施されています。

レーザーテック:株価はなぜ下がった?

2022年以降にレーザーテックの株価が下がったのはなぜ?

その理由は主に3つだね!

~レーザーテックの株価はなぜ下がった?~
・急騰後の株価調整
・米国の金利利上げの影響
・受注高の大幅下方修正

急騰後の株価調整

株価が下がった理由として、株価急騰による調整です。

レーザーテックの株価は2020年以降に急騰しており、2020~2022年で4倍以上も上昇しています。

半導体不足による特需が材料となっていましたが、2022年以降は半導体供給過多の懸念が生じました。

株価が急騰した反動で、在庫調整というマイナス材料が過大評価され株価は急落しました(参考:ジェトロ)。

・株価急騰の調整局面
・2022年以降は世界的な在庫調整
・半導体市場の減速が直撃

米国の金利利上げの影響

株価が下がった理由として、米国金利の利上げが挙げられます。

2022年より米国の金利は利上げを繰り返しており、市場より資金を引き揚げる動きとなりました

特に高PERの半導体株は軒並み売られ、レーザーテックは株価が20%も下落する結果となっています(参考:四季報)。

この他、世界的に割高株のグロースが売られており、投資家にとって厳しい年となりました。

・米国金利の利上げが影響
・高PER企業は軒並み安
・レーザーテックは20%強の株価下落

受注高の大幅下方修正

株価が下がった理由として、受注高の大幅な下方修正が挙げられます。

レーザーテックは2023年2月に受注高の下方修正を発表しています(参考:業績報告)。

これは世界的に半導体メーカーが設備投資を控えることで、半導体製造装置の売れ行きも減速したことが影響しています。

結果、成長曲線の鈍化を嫌がり株価は10%以上も下落しました。

・受注高の下方修正
・世界的な在庫調整の影響
・成長鈍化懸念で株価は下落

レーザーテック:将来性について

レーザーテックの将来性ってどうなの?

半導体は必須分野になるので将来性は高いよ!

独自技術で市場独占

レーザーテックは独自技術で市場を独占しており、将来性が高いと思われます。

特にEUV光源品は独占しており、市場の拡大が業績拡大に直結しています。

また、半導体の検査装置では競合他社に差をつけて成長おり、売上の10%を研究開発費に投じています(参考:経営戦略)。

現状に満足せず、投資を拡大していることからも今後が期待されます。

・独自技術で市場を独占状態
・莫大な研究開発費
・市場独占を継続できる可能性

半導体装置は必須分野へ

2024年時点で日本政府はTSMCの誘致やラピダス設立など半導体分野に力を入れています(参考:JBpress)。

国内に工場を誘致するために補助金を発表するなど本気度が伺えます。

さて、レーザーテックは半導体製造装置をメインとしているため、新工場が誘致されると売上増加の機会となります。

新工場が出来ると当然設備を投入するので、半導体製造装置が売れるという構図ですね。

今後は国内で新工場の稼働が期待できるため、将来的にシェアがさらに伸びる可能性があります。

・日本国内への半導体誘致
・工場増=設備投資増
・レーザーテックには追い風

レーザーテック:株はいくらで買える?

レーザーテックの株を買いたいけど、いくらするの?

株価は上下するから時価が基本だね

100株単位なら400万円前後

レーザーテックの株を100株単位で買う場合、2024年時点で約400万円が必要です。

多くの証券会社では100株単位での買い付けが基本となるため、どうしても高額になります。

新NISAの枠にも収まらないため、特定口座での購入が基本となるでしょう。

投資額が大きいので、初心者の方は1株単位で購入しましょう。

~レーザーテック株はいくらで買える?①~
・100株単位なら約400万円必要
・日本株は100株単位が基本
・初心者の方は1株単位で投資しよう

1株単位なら4万円前後

400万円も投資に注ぎ込めない方は、1株単位の少額投資をしましょう。

レーザーテックの場合、1株単位なら4万円前後で投資をすることが出来ます。

少額でコツコツ買うことが出来るため株価暴落時の対策にもなります。

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~レーザーテック株はいくらで買える?②~
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・1株単位なら約4万円必要
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コメント

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