・ベライゾンとは?
・業績と株価の推移
・株価が下落した理由
・ベライゾン株の買い方
どうも、ヒカリblogへようこそ。
ベライゾンコミュニケーションといえば、米国の通信大手です。
米国株を始める時に、配当利回りを調べると真っ先に出てくる銘柄の一つと言えます。
ベライゾンの株価は近年低迷しており、配当利回りはどんどん上がってます。
ベライゾンの株価が下落した理由は、金利の上昇になります。
本記事では、ベライゾンの業績や株価、配当金、株価が下落した理由などについて解説していきます。
【配当金生活】JT株は買ってはいけない?配当や将来性を解説!
株取引ならauカブコム証券!! |
口座開設はこちら! |
・信用格付は主要ネット証券No.1 ・100万円以下の株式取引手数料は無料 ・25歳以下の株式取引手数料は無料 ・積立買付手数料が0円 ・1株単位の少額投資が可能 ・新NISAに対応でお得に投資できる ・auじぶん銀行の円普通預金金利が200倍でお得 |
ベライゾンとは?
ベライゾン・コミュケーションズは通信情報サービスを担う企業で、アメリカ通信業界では大手です。
世界株式時価総額ランキングでは55位に位置している巨大企業の一つです(引用:日経新聞)。
とはいえ、我々日本人にとって中々知名度が低いのが実情です。
投資をする前に事業内容について知っておきましょう。
事業内容
ベライゾンの事業内容について。
ネットワーク・セキュリティ・クラウド事業から成っており、いずれも米国内だけでなくグローバル展開している米国最大の通信事業者です。
通信シェアでは、日本同様に米国でも3社独占状態であり、ベライゾンはそのトップシェアに位置しています。
セグメントは、家庭用とビジネス向けとで分かれています。
ベライゾンコンシューマグループ
まず一つ目が、ベライゾンコンシューマグループ。
この事業では、無線および有線通信サービスを提供しています。
ワイヤレスサービスは、「Verizon」ブランドで米国全体に展開しています。
一方、有線サービスは9つの州とワシントンD.C.で展開しています。
売上に占める割合は約70%であり、ベライゾンのメイン事業となります。
~ベライゾンコンシューマグループ~ |
・無線および有線ツ伸サービスを提供 |
・ワイヤレスは全米に展開 |
・売上に占める割合は約70% |
ベライゾンビジネスグループ
続いて2つ目が、ベライゾンビジネスグループ。
こちらは企業向けにビデオおよび会議サービス、セキュリティなどを提供しています。
売上に占める割合は約30%となっています。
~ベライゾンビジネスグループ~ |
・ビデオや会議サービスなど提供 |
・企業向けのインターネットサービス製品 |
・売上に占める割合は約30% |
ベライゾンの業績について
ベライゾンの業績ってどうなの?
通信業なのでコロナの影響を受けず好調に推移しています。
2023年も市場予想を上回り順調な決算を発表しています。
決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。
売上&利益推移
ベライゾンの売上と営業利益の推移を以下の表にまとめました(引用:日本経済新聞)。
営業利益はコロナ禍・コロナ後においても約22%と高水準と安定しています。
2021年以降は減益ですが、2024年まではほぼ横ばいの見込みです。
2023年10月に発表された決算では、市場予想を上回る売上であり事業の好調さが評価されています(参考:SBI証券)。
ベライゾンの売上&営業利益 | |||
年度 | 売上(百万ドル) | 営業利益(百万ドル) | 営業利益率 |
2020年 | 128,292 | 28,798 | 22.4% |
2021年 | 133,613 | 32,448 | 24.2% |
2022年 | 136,835 | 30,467 | 22.2% |
2023年(予) | 133,447 | 29,817 | 22.3% |
2024年(予) | 135,455 | 30,891 | 22.8% |
ベライゾンの株価推移
ベライゾンの株価について。
コロナ禍やコロナ後の株価推移を見て投資を判断したい方が多いかと思います。
コロナ禍は好調でしたが2023年時点で株価は低迷しています。
株式投資が不安な方や中々勝てない方は、損をしない投資方法を解説しているので参考にどうぞ。
コロナ禍:影響なし
ベライゾンのコロナ前~コロナ禍にかけての株価チャートを掲載しました(引用:yahooファイナンス)。
ご覧の通り、コロナ禍においても株価はそこまで影響を受けていません。
2017年以降の安値を更新することも無く、2020年後半にはコロナ前の水準に戻っています。
これは当時の配当利回りが4%以上であり、2023年に向けて2-3%の増配を見込むことが市場で好感されたことが理由となります(参考:ダイヤモンドザイ)。
~ベライゾン株価:コロナ禍~ |
・コロナショックでの株価変動は軽微 |
・2020年後半にはコロナ前の水準に回復 |
・配当利回り好感で株価好調 |
2023年:下落するも後半に巻き返す
ベライゾンのコロナ後の株価チャートを掲載しました(引用:yahooファイナンス)。
ご覧の通り、2022年以降の株価は下落基調、2023年の年末にかけて反転しています。
株価下落に関しては、インフレ加速により通期利益見通しを引き下げたことが影響しています。
2023年10月の決算より、市場予想を上回る売上やEPSを発表したことで株価は20%近く上昇しています(参考:SBI証券)。
~ベライゾン株価:2023年~ |
・2022年以降は株価下落基調 |
・2023年後半は好決算で株価20%↑ |
・市場予想を上回る売上&EPSを達成 |
株だけに頼らずポートフェリオを幅広く
株は勢いに乗れば一攫千金ですが、株価が落ちるのも非常に速いです。
私は株以外に積み立て投資をしていますが、20%以上の利益を得ています。
このように資産運用をする場合は株だけではなく、ロボアドを始めとした分散投資が重要となります。
フォリオロボプロ
ロボアドバイザーでオススメなのがROBO PRO(ロボプロ)です。
ロボアドなのでリバランスは自動でやってくれますし、株のように個別銘柄の知識も必要ありません(テーマ株はFORIOが厳選)。
また、スマホだけで投資が出来、確定申告の心配がないのもプラスポイント。
リリースされてから3年間でリターンが約1.4倍と好調であり、運用実績は折り紙付きです。
資産運用を始めたい方や長期積み立て投資を始めたい方におすすめです。
ROBO PRO(ロボプロ)で資産運用 |
積み立て開始はこちら! |
【画像付き】ロボプロ登録の仕方 |
ベライゾンの株主還元
ベライゾンの株主還元について。
高配当で知られるベライゾンは、配当金のみ実施しています。
配当と利回りの推移を見ていきましょう。
配当銘柄狙いで投資をしたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。
配当&配当利回りの推移
ベライゾンの配当額と配当利回りの推移を以下の表にまとめました(引用:Investing.com)
配当は年に4回実施されるため、直近の配当と利回りを掲載しています。
ご覧の通り、配当利回り7%前後で安定しており、2023年10月には8%まで上昇しました。
株価は金利上昇の影響で振るわないですが、その分配当利回りが上昇しているため配当銘柄としての魅力は高まる一方ですね。
権利日 | 配当額 | 配当利回り |
2023年1月 | 0.65ドル | 6.2% |
2023年4月 | 0.65ドル | 6.5% |
2023年7月 | 0.65ドル | 7.0% |
2023年10月 | 0.66ドル | 8.4% |
2024年1月 | 0.66ドル | 7.1% |
ベライゾン:株価が下落した理由
ベライゾンの株価が下落した理由は何か。
それは金利上昇による投下コスト増大になります。
金利上昇の影響
まずは金利上昇の影響です。
ベライゾンの有利子負債は約1400億ドルあり、金利上昇による支払が重いです(参考:バフェットコード)。
また、コスト回収のために値上げをすると契約者数が減少するため、金利上昇が高い状態はマイナス材料となります。
とはいえ、現在の株価はインフレによる金利上昇の影響が強いため、今後の利下げ局面に備えて積み立て買いが狙い目でしょう。
~ベライゾン:金利上昇の影響~ |
・有利子負債が約1400億ドル |
・金利上昇により返済が重い |
・値上げでコスト回収も契約者数の伸びに影響 |
5G関連の大規模投資が重い
2つ目の理由が、5G関連の大規模投資です。
ベライゾンは5G関連の高速通信への投資を強めており、その投資負担が重く業績に反映されています(引用:ロイター通信)。
これにより22年度決算は通期利益見通しが予想に届かず株価にも影響がでました。
とはいえ、大規模投資は一時的な費用でありインフレに伴う料金引き上げでコスト回収も実施しており今後には期待できるでしょう。
~ベライゾン:大規模投資~ |
・5G関連の大規模投資が重い |
・22年度決算では通期利益見通しの予測に届かず |
・コスト回収は実施しているため今後に期待 |
ベライゾン:今後の株価はどうなる
ベライゾンの株価は今後はどうなるのか。
現状は利上げ局面により厳しいですが、利下げとなれば期待が膨らみます。
利下げがプラス材料へ
今後は米国金利の利下げ局面になると間違いなくプラス材料となります。
というのも、ベライゾンの株価が下落しているのは金利上昇による借金返済増で業績圧迫、そしてインフレによる消費者心理の悪化です。
2024年の春には利下げ観測があり、ベライゾンにとっては追い風となります。
利下げが実施されると、金利分の借金が身軽となり、消費者心理も改善され契約数も伸びる可能性が高まります(参考:ロイター通信)。
~利下げならプラス材料~ |
・金利の利下げ局面ならプラス材料 |
・利下げなら有利子負債の影響減少 |
・インフレ後退なら契約者数増の期待 |
契約者増加で業績改善
ベライゾンは契約者が増加傾向にあり、業績の改善が期待されます。
2023年10月決算では、利益が市場予想を上回るサプライズ発表でした(引用:bloomberg)。
②家庭向けインターネット契約が好調
③個人向け携帯電話の減少幅は縮小
~業績改善で株価上昇~ |
・契約者数の増加で業績改善 |
・2023年10月決算では上方修正発表 |
・個人向け携帯電話の減少幅も縮小 |
ベライゾンの株を買う方法
ベライゾン株を買いたいと思っても、どうすれば良いのか分からない。
そんな米国株投資を始めたい人にオススメなのがauカブコム証券です。
スマホ3大キャリアのauが運営する証券会社なので安心感があり、主要なネット証券でNo.1の信用格付けを誇ります。
auカブコム証券:手数料が業界最小水準
米国株を始めるなら、auカブコム証券がおすすめです。
手数料が業界最小水準の0.495%であり、ドル円の両替コストも1ドルあたり20銭と比較的低コストとなっています。
もちろん、米国株以外に日本株も購入可能なので一括で管理できるのも強みと言えます。
日本国内の株式投資なら100万円以下の買い付けは手数料が無料であることも嬉しい点。
株取引ならauカブコム証券!! |
口座開設はこちら! |
・信用格付は主要ネット証券No.1 ・米国株の買い付け手数料は業界最小水準 ・100万円以下の株式取引手数料は無料 ・25歳以下の株式取引手数料は無料 ・積立買付手数料が0円 ・1株単位の少額投資が可能 ・新NISAに対応でお得に投資できる ・auじぶん銀行の円普通預金金利が200倍でお得 |