どうも、ヒカリblogへようこそ。
パソコンの買い替えに伴い、パスワードを忘れてしばらく更新できなかったヒカリです。
さて、今回は姫路~神戸間でワカメが生えている期間とヘチ釣りで狙うべき場所に関してです。
ワカメがある時期は根掛かりがうっとうしい、いつ無くなるのかといった疑問にも答える記事となりますので参考にどうぞ。
ヘチ釣りは岸壁に餌を落としてチヌやコブダイが釣れる釣り方になります。詳細はこちらの記事へ。ヘチ釣りで好釣果!ヘチ釣りと落とし込み釣りの違いを解説!!
ワカメの生える期間
姫路~神戸間では冬から春にかけて防波堤にワカメが大量に生えます。釣り方によっては根掛かりが増えるので苦手な人も多いはず。
そんなワカメは何月から生えて何月まで残っているのか。
結論から言うと、生え始めは12月下旬頃になります。
その後、水温が高まるにつれてワカメは消える(千切れる)のですが、6月前後までワカメは残ります。
ちなみに明石近辺でワカメ採取をする人が多いのは3~4月です。実際に採取している人に聞いてみると、この時期のワカメは柔らかく美味しいそうです。
海でのワカメの役割
防波堤にワカメ(海藻)がびっしりと生えていますが、この海藻の生えている場所は藻場と呼ばれ小さな魚や甲殻類の「ゆりかご」として機能しています。
そんな海藻ですが、実は草や木のような根っこを持たないため砂地や砂泥地では育つことができません。
いやいや、砂浜に大量にあるやないかい。と思いますが、あれはアオサやアオノリになります。
話は逸れましたが、ワカメやコンブといった海藻は防波堤のような岩場にくっつき、体全体で栄養を吸収して成長していきます。
ちなみに、アマモのように海底に根っこを生やしているものは「海草」です。海藻とは全く別の分類になるので、ちょっとしたトリビアとして覚えてみましょう。
ワカメの下は魚影が濃い
そんなワカメが生えている時期、根掛かりが多くなるので岸壁付近を避けて、竿一本分先を狙う人も多いのではないでしょうか。
ウキ釣りではやむを得ませんが、探り釣りやヘチ釣りといった岸壁に着く魚を狙う場合は釣果が下がる原因となっているやもしれません。
ワカメ下には魚が隠れている可能性が高いので根掛かりを恐れず竿を出すことが大切です。
なぜワカメ下は魚影が濃いのか。理由は以下。
チヌ
ヘチ釣りで狙う魚といえば、やはりチヌ。
撒き餌を使用したフカセ釣りや紀州釣りで狙うことが有名なチヌですが、ヘチ釣りでのメインターゲットとなります。
チヌは警戒心の強い魚であり、水面に人影が映っただけで表層のチヌは逃げてしまうほどです。
なので、ヘチ釣りでは海を覗かないようにしたり、足音を立てないようにして狙いを定め、餌を落とします。
ところがワカメがあると、ワカメ下にいるチヌから人影は見えません。つまり警戒心を刺激することがありません。
しかもワカメ下で捕食活動をしているため、餌に食いつきやすいというメリットがあります。
コブダイ
とある界隈で人気沸騰中のコブダイ君。タンコブゲームで有名になりつつあります。60cmクラスも良く掛かるので興味のある人も多いのでは?
そんなコブダイもチヌ同様、ワカメ下で捕食活動をしているため春先はよく釣れます。
コブダイの場合も、甲殻類や貝類を捕食しているため基本的に岸壁近くにいます。
底にいることの多いコブダイですが、表層・中層にも泳いでいます。ワカメのない夏場には目視で確認できるほど。
チヌほどの警戒心はないものの、ワカメ下では通常よりも好釣果が期待できます。
ガシラ
ワカメのような藻場にいる代表魚、ガシラ君です。
ファミリーフィッシングで狙うことの多い魚ですが、しっかり狙わないと数釣りはできません。
このガシラに関しては、ワカメの有る無しに関係なく年中釣れます(冬は穴釣り推奨)。しかし、ワカメ下を狙う人は少ないため良型が釣れる確率が上がります。
ヘチ釣りで紹介する必要なくね?と思ったあなた。カニを餌としたヘチ釣りでは良型が釣れることが大半なので一度試してみてください。
なぜ良型が釣れるのかというと、餌であるカニ自体がそこそこのサイズであるため、食ってくる魚もそれなりに大きくなります。
まとめ
今回はワカメの生えている期間とヘチ釣りについて記事にしました。
姫路~神戸間では大体12月から翌年6月までワカメが生えています。ワカメ採りは3月下旬から4月がオススメです。
ワカメ下にはチヌやコブダイといった大型魚が休んでいることが多いのでチャンスに成り得ます。根掛かりが怖くて避けがちですが狙っていきましょう。
餌はカニがオススメです。
皆さんも防波堤の岸壁で大物を狙いませんか?
では、今回はこの辺で!
コメント
[…] […]