【テスホールディングス】株価が下落した理由は?成長可能性と配当について解説!

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投資
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~本記事で分かること~
・テスホールディングスの業績
・上場後の株価推移
・配当金と配当利回り
・株価下落の理由
・テスホールディングスの成長可能性

どうも、ヒカリblogへようこそ。

テスホールディングスは再生可能エネルギー発電所の設計や施工などを手掛けている企業です。

再エネ関係で注目されるも、上場直後の2000円を高値に2024年1月時点で400円台まで下落しています。

テスホールディングスの株価が下落した理由は以下が挙げられます。

・ライツオファリングによる需給悪化
・莫大な設備投資
・バイオマス燃料高による採算性
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テスホールディングスとは

テスホールディングスはバイオマス発電の設計や施工を手掛ける再生エネルギー特化の企業です。

新興企業のため知らない方が大半かと思います。

投資をする前に会社の規模や事業内容を知っておきましょう。

会社の規模

まずは会社の規模から。

テスホールディングスは2009年に設立された比較的新しい企業です。

しかし、東証プライム市場に上場しており、売上高は340億円にも拡大しています。

社員数は約370人であり中規模の会社となります。

上場プライム市場
資本金2600万円
設立日2009年
売上高約340億円
社員数374人

事業内容

続いては、テスホールディングの事業内容。

バイオマス発電を手掛けていますが、その他に電力の小売りも展開しています。

具体的に、エンジニアリング事業とエネルギーサプライ事業です。

エンジニアリング事業

まずはエンジニアリング事業。

エネルギープラントやメンテナンスを手掛けており、事業領域としては省エネルギー・再生エネルギーの2つとなります。

省エネルギーはコージェネレーションシステムやLNGサテライトシステム。

再生エネルギーはバイオマス発電や太陽光発電が挙げられます。

~エンジニアリング事業~
・エネルギープラントやメンテナンスを展開
・省エネと再エネ領域がメイン
・再エネはバイオマス発電&太陽光発電

エネルギーサプライ事業

2つ目がエネルギーサプライ事業。

この事業では、再生可能エネルギー発電所の所有や運営、電気の小売供給などを行っています。

これらの事業は、子会社であるテス・エンジニアリング株式会社とテス・アセットマネジメント合同会社が担っています。

~エネルギーサプライ事業~
・再エネ発電所の所有や運営
・電力の小売り販売にも展開

テスホールディングス:業績について

テスホールディングスの業績について。

バイオマス発電事業の中では高い利益率を誇っています。

しかし、成長性については今後の課題と言える状況となっています。

決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。

売上&営業利益の推移

テスホールディングスの売上と営業利益の推移を以下の表にまとめました(引用:四季報)。

2023年の営業利益は約20%であり、同業他社と比べても高い水準です。

ただ、売上は2021~2023年は横ばいであり、2024年は減益予想となっています。

2024年は大型案件により10%近い増収が見込まれますが、成長性は今後も注視する必要があります。

テスホールディングスの売上&営業利益
年度売上高(百万円)営業利益(百万円)営業利益率
2021年34,2494,39912.8%
2022年34,9455,14614.7%
2023年34,4156,86419.9%
2024年(予)38,2006,65017.4%

テスホールディングス:株価推移

テスホールディングスの株価について。

2021年に上場し再生エネルギー銘柄として注目されたテスホールディングス。

上場直後は好調でしたが、それ以降は下落の一途をたどっています。

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上場直後がピーク

テスホールディングスの上場後の株価チャートを掲載しています(引用:googleファイナンス)。

ご覧の通り、2021年4月の上場直後は好調でしたが、2021年後半から急落しています。

エネルギー価格の高騰によりバイオマス発電のコスト増が嫌気され売り優勢となりました。

また、当時は再生可能エネルギー関係の株価が急上昇しており、その反動による調整もあり株価下落となっています。

~上場直後の株価~
・2021年の上場後は株価上昇
・2021年年末より株価急落
・再エネ銘柄バブルの反動で大幅調整

2024年は400円台スタート

テスホールディングスの2023年以降の株価チャートを掲載しています(引用:googleファイナンス)。

ご覧の通り、株価はどんどん下落し続け2024年1月は400円台となっています。

株価下落の主な原因はライツオファリングの発表による需給悪化懸念です。

新株発行による希薄化は大きなマイナス材料のため長期に渡り株価が大きく下落しました。

~2023年以降の株価~
・2023年年末まで株価はずっと下落
・2024年は株価400円台スタート
・株価下落の原因はライツオファリングの発表

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テスホールディングス:株主還元について

テスホールディングスの株主還元について。

株主還元は、配当金や自社株買い、株主優待などが挙げられます。

テスホールディングスは配当金を実施していますので配当推移と配当利回りについて紹介します。

配当銘柄狙いで投資をしたい方は、こちらの書籍で投資術について詳しく書かれていますので参考にどうぞ。

配当の推移

テスホールディングスの1株あたりの配当金の推移をグラフにしました。

ご覧の通り、上場後から連続増配を実施しています。

2024年は1株あたり17.69→16円に減配予定ですが、純利益は増加の見込みなので配当維持も期待できるかと思います。

とはいえ、配当金の額よりも株価の上下が激しいので配当銘柄としての魅力は微妙と言えます。

配当利回りの推移

テスホールディングスの配当利回りの推移をグラフ化しています。

ご覧の通り、配当利回りは右肩上がりとなっています。

この間に大幅増配は実施されていないので、単純に株価が下落して配当利回りが上がっています。

小型株で買いやすく配当利回りも悪くないですが、株価の変動が大きいので配当金投資には向かないでしょう。

テスホールディングス:株価が下落した理由

上場後は苦戦し、株価が上場高値の5分の1まで下落したテスホールディングス。

テスホールディングスの株価が下落した理由は何か。

考えられる理由を以下に挙げました。

・ライツオファリングによる需給悪化
・バイオマス燃料高による負担増
・バイオマス事業への莫大な投資

ライツオファリングによる需給悪化

まずはライツオファリングによる需給悪化です。

ライツオファリングとは「新株予約権無償割当」のことで、増資による資金調達のことを指します。

引用:SMBC日興証券

テスホールディングスの既存株主に対して無償で新株を買い付けできる権利が付与されるため、株主にとっては優しい増資方法です。

増資で得た資金は、総額320億円の伊万里バイオマス発電プロジェクトに割り当て成長路線を掲げました。

しかし、増資は増資なので将来的な需給悪化は避けられません。

増資による株式希薄化により株価は下落する結果となりました。

~株価の下落理由①~
・ライツオファリングの実施
・増資による将来的な需給悪化を嫌気
・獲得資金は巨額の設備投資へ

燃料高による採算悪化

株価下落の2つ目の理由として、燃料高による採算悪化が挙げられます。

グラフのように、バイオマス発電の燃料であるPKS燃料の価格が高騰しています(引用:日本木質バイオマスエネルギー協会)。

これは、海上輸送費の上昇や円安による負担増が影響しており短期間で解決しにくい問題です。

そのため業績の先行き不安が先行し、会社の成長路線も不透明になることで株価も下落しました。

~株価下落の理由②~
・バイオマス燃料が年々高騰
・海上輸送費の上昇や円安による負担増
・バイオマス発電の先行き不安

バイオマス事業への莫大な設備投資

株価下落の3つ目の理由として、バイオマス事業への莫大な設備投資が挙げられます。

具体的に、約320億円を投じて伊万里バイオマス発電所を着工し、2025年の稼働を目指しています。

テスホールディングスの売上規模が約350億円であることからも、莫大な投資額であることが伺えます。

しかし、前項で解説した通りバイオマス燃料の高騰が続いており、採算性が不透明な中での設備投資はマイナス材料として働きました。

同社では安価なEFB燃料も開発していますが、同プロジェクトが想定通り上手くいくかは今後も注視が必要となります。

~株価下落の理由③~
・年間売上並みとなる320億円もの設備投資
・バイオマス燃料高の中で巨額投資に不安
・巨額投資するも低採算となることを嫌気

テスホールディングス:成長可能性

テスホールディングスの成長可能性について。

世界的な脱炭素ニーズにより、再生エネルギーが注目される点が成長路線となります。

脱炭素ニーズの獲得

成長可能性の1つとして、脱炭素ニーズの獲得が挙げられます。

世界は脱炭素の流れにあり、バイオマス発電は期待される分野です。

テスホールディングスにおいても、エンジニアリング事業の受注残が増大しており好調であることが伺えます。

2024年6月期決算においては、エンジニアリング事業の受注残が前年比:1.6倍であり脱炭素のニーズを順調に獲得しています。

今後も脱炭素に向けた動きが加速することでテスホールディングスも成長する可能性が高まります。

~成長可能性~
・世界的な脱炭素ニーズの獲得
・2024年6月期時点で受注残が約1.6倍
・脱炭素の流れがテスホールディングスに追い風

総括

本記事では、テスホールディングスの業績や株価が下落した理由などについて解説しました。

利益率は高水準ですが、ライツオファリングやバイオマス燃料高の影響で株価は2022年以降下落し続けています。

ライツオファリングで得た資金を伊万里プロジェクトに投下しますが、この設備投資が今後を左右しそうです。

配当利回りは高いですが、先行きは不透明なので投資は自己責任で行いましょう。

勝ちやすい割安銘柄を探す方法や投資術を磨きたい方は、こちらの書籍が分かりやすいです。

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