・ウェルスナビとは?
・ロボアドバイザーNo.1の理由
・ウェルスナビの業績
・現状の株価
・今後の株価予想
・なぜ株価が暴落したのか
どうも、ヒカリblogへようこそ。
CMでお馴染みの長期積み立てのウェルスナビ。
2021年に東京株式市場に上場しましたが、株価は最高値の4分の1にまで暴落しています。
本記事では、ウェルスナビの業績や決算、株価が暴落した理由、今後の株価予想、将来性について解説していきます。
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ウェルスナビとは
ウェルスナビは全自動で資産運用をしてくれる「資産運用サービス」を展開してます。
長期・積み立て・分散を徹底し不安定な相場でもリスクを抑えて資産を増やす方針。
引用:ウェルスナビ公式HP
ロボアドバイザーではNo.1の実績を誇りますが、会社の規模や経営状況はどうなのでしょうか。
直近(2023年)の決算から紹介してきましょう。
会社の規模
まず、会社の規模から紹介します。
東証株式グロース市場に2020年に上場したての企業で、売り上げが約65億円もあります。
社員数もどんどん増加傾向にあり、CMで認知度も上がっていくので順調と言えるでしょう。
上場 | グロース市場 |
資本金 | 約35億円 |
設立(上場) | 2015年(2020年) |
売上額 | 約65億円 |
社員数 | 128人 |
事業内容
ウェルスナビの事業内容は、全自動の資産運用サービスです。
対象は一般市民で、お金を預けるだけで勝手に運用してくれる形ですね。
え?
それって従来の投資信託と何が違うの?
と思った方が多いと思うので、ウェルスナビの資産運用サービスを次項で簡単に解説します。
全自動の資産運用サービス
ウェルスナビでは、預かった資金を「株式や国債、金、不動産など」に分散投資することで運用しています。
従来の資産運用会社とは異なり、プランや積み立て、リバランス、税金まで全て自動でやってくれるのでユーザーはお金を預けるだけでOKと非常に簡単。
株式や国債などの比率は、ユーザーが求める利率によってリスク1~5まで設定されています。
リスクが高いほど株式比率が高まりリターンも大きい。
元本割れのリスクを避けて、リスク1を選択すると国債比率が上がる形です。
私たちユーザーは、その運用結果をスマホやパソコンで毎日確認することが出来、配当金も得ることが出来ます。
ロボアドバイザーNo.1の理由
さて、ウェルスナビはロボアドバイザーにてNo.1の地位を確立しています。
他社でも似たようなサービスが多い中、なぜ最も選ばれているのか。
主な理由は以下と考えられています。
ウェルスナビが選ばれる理由 |
・簡単かつ実質無料 |
・リターン(利回り)が高い |
・新しいNISAに適応 |
ユーザーは何もせず実質無料で運用できる
まず、最初にウェルスナビは実質無料で運用することが出来ます。
その理由は、上の画像の通り配当金が手数料を上回るためです。
私はウェルスナビを使って資産運用していますが、配当金9934円に対して手数料が6078円なので配当金で手数料を補うことが出来ています。
また、資産運用はウェルスナビが自動でやってくれるので、自分で何かする必要は一切ありません。
お金を預ければユーザーは何もしなくても運用益を得ることが出来るのです。
リターン年率が他社より高い
ウェルスナビが人気の理由として、投資に対するリターンが大きいことが挙げられます。
アメリカの株式や債券に連動するETFを採用しているため、債券主体の低リスク運用でも3年間のリターンが約8%もあります。
メガバンクの定期預金だと利率が0.002%であることを考えると8%は非常に高いと言えます。
他社のロボアドバイザー(テオプラスドコモやオンコンパス等)の場合、利回りは1~6%程度なのでウェルスナビが優れているのが分かります。
新しいNISAに対応
ウェルスナビは2024年度以降に始まる新しいNISA制度に対応しています。
NISAとは、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAであれば利益が非課税。
つまり税金がかからなくなります。
また、ウェルスナビでは約50カ国12000銘柄に分散投資し、リスクとリターンが最も効率的となる資産の組み合わせを自動で構築してくれます。
ウェルスナビの売上&営業利益について
ではウェルスナビの業績について見ていきましょう。
ウェルスナビはグロース市場に上場されており、いわゆる新興企業です。
新興企業は赤字経営が多く倒産リスクが懸念されますが、ウェルスナビはどうでしょうか。
決算書の読み方が分かれば銘柄選びで間違えにくいのですが、読み方がよく分からない方はこちらの書籍がオススメです。
売上&営業利益の推移
ウェルスナビの売上と営業利益について以下の表にまとめました。
ウェルスナビの主な収益は利用者からの手数料なので、運用額が増えれば増えるほど収益性は高まります。
2019年と比べ、2022年は売上が4倍以上に成長しており黒字経営となっています。
将来不安から資産運用をする若者が増えていることもあり順調に運用額も増えているので、安定軌道に入ったところと言えるでしょう。
ウェルスナビの売上&営業利益 | |||
年度 | 売上(百万円) | 営業利益(百万円) | 営業利益率 |
2019年 | 1,552 | -2,061 | ー |
2020年 | 2,516 | -978 | ー |
2021年 | 4,647 | -432 | ー |
2022年 | 6,573 | 209 | 3.2% |
株価の推移&予想
続いて、ウェルスナビの株価について見てきましょう。
2022年以降、アメリカの金利が利上げされておりグロース市場は厳しいですが、ウェルスナビはどうなのか。
株投資が中々上手くいかない方は以下の記事を参考にしてみてください。
2023年2月24日時点
さて、2023年2月24日時点では終値が1252円となっています。
上の画像からわかる通り、株価はずっと下落基調にあり中々上昇局面に転換していないのが現状です。
コロナ禍で株価はずっと上昇基調だったこともあり運用者が増加していましたが、昨今の世界情勢からみても投資に不利な状況となっています。
そのため、運用者が伸びにくいため手数料収入も伸びにくい、つまり業績に悪影響が出るのでは?
という悪い材料が出ており、ウェルスナビも低調に推移しているのが現状と言えます。
今後の株価予想
ウェルスナビの今後の株価予想ですが、
直近の安値である1231円付近で反転できるかが一つのカギとなります。
ウェルスナビの公募価格は1150円でしたが初値は1704円スタートでした。
つまり、1231円より下に突き抜けると公募価格近くまで戻ることになるので、多くのホルダーが嫌気を指して売る可能性があります。
一方、業績自体は良好で預かり金額も増加傾向にあり、資産形成を国が推進することもあり将来性は間違いなくあります。
個人的には、1200円付近がサポートラインとなり反転するのではないかと考えています。
逆にサポートラインを割れば売り一択ですね。
とはいえ、個人的な予想なので投資は自己責任でやりましょう。
含み損に関する記事はこちらを参考にどうぞ。
株だけに頼らずポートフェリオを幅広く
株は勢いに乗れば一攫千金ですが、株価が落ちるのも非常に速いです。
さらに、外的要因にも弱いので注意が必要です。
2023年には、SVB破綻のような新たな金融危機も叫ばれています。
資産運用をする場合は株だけではなく、投資信託を始めとした分散投資が重要となります。
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ロボアドなのでリバランスは自動でやってくれますし、株のように個別銘柄の知識も必要ありません(テーマ株はFORIOが厳選)。
また、スマホだけで投資が出来、確定申告の心配がないのもプラスポイント。
リリースされてから3年間でリターンが約1.4倍と好調であり、運用実績は折り紙付きです。
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ウェルスナビの株価が暴落した理由
ウェルスナビは上場後、株価が4500円付近まで高騰しましたが、その後は1200円付近で停滞。
なぜ株価が暴落してしまったのか。
考えられる理由として以下の2点を挙げて解説します。
ウェルスナビが暴落した理由 |
・金利上昇=投資環境の悪化 |
・消極的な黒字決算 |
アメリカの金利上昇
まず、ウェルスナビに限らずグロース株全体的にアメリカの金利上昇による逆風を受けています。
コロナ禍以降、各国の金融緩和により株価は上昇し続けていましたが2022年から金利引き上げにより雲行きが怪しくなりました。
資産運用サービスであるウェルスナビはこの状況が直撃しており預かり資金の伸びに鈍化がみられました。
分かりやすく解説すると、
市況が悪くなると投資したいと思う人が少なくなり、その結果ウェルスナビを利用する人が増えにくくなったということです。
手数料で稼ぐ業態なのに、運用者が増加しにくいと当然業績の伸びも従来より落ちます。
その結果が株価にも反映されているのが現状と言えます。
消極的な黒字決算
続いて、ウェルスナビの決算についてです。
2023年2月に決算発表がされ、従来予想よりも大幅な黒字着地でした。
しかし、中身を見てみると採用者数が予定よりも少ないことによる上振れでポジティブ決算ではない。
採用者が予定よりも少ないということは、経営層が期待していた営業力が予定よりも落ちると予測されます。
つまり、それはウェルスナビの運用者数と直結し、将来的な業績が想定より落ちる可能性があるということです。
その結果、決算発表翌日は株価が1400円まで上がりましたが、すぐに1300円を割れる結果となっています。
ウェルスナビの将来性
ウェルスナビの将来性について。
ロボアドバイザーNo.1の知名度で成長してきたウェルスナビですが今後はどうなるのか。
年金不安から端を発した資産形成機運や新NISA、提携銀行の増加など明るい材料が沢山あります。
老後2000万円:年金不安で業績拡大チャンス
まず、老後2000万円問題や年金不安から生じる資産形成意欲がウェルスナビにとってチャンスとなります。
ちなみに、老後2000万円問題とは金融庁の「老後30年間で約2000万円が不足する」という発表から話題になった社会現象です。
これにより、将来不安を感じて株式投資や投資信託を始める人が増加しています。
ウェルスナビはロボアドバイザーNo.1のため知名度もあり、投資信託のような会社選びもなく利用者が始めやすいメリットがあります。
将来不安の機運がチャンス |
・不安感から資産形成を始める人が増加 |
・知名度や簡便さで投資信託よりも有利 |
新NISA対応で利用者増加期待
2つ目が、新NISAへの対応です。
新しいNISAは18歳以上なら1人1口座を開設でき、生涯を通じて1800万円までの投資元本に対する運用益や配当などが非課税となる。
参考:りそな銀行
新NISAは2024年からスタート予定であり、ウェルスナビは対応することが公表されています。
これにより、既存の利用者からの申し込み増や新規利用者の確保が期待されます。
ウェルスナビは手数料で収益を確保しているため、利用者が増加すると業績も上がるので新NISAは期待大です。
新NISAがチャンス |
・新NISAは1800万円まで非課税となる |
・ウェルスナビは新NISAへの対応そ公表 |
・新規、既存客の囲い込みで業績増期待 |
提携先が豊富で利用者増加期待
3つ目に、ウェルスナビは提携先が年々増加しており利用者も増えています。
金融機関と提携することで、ウェルスナビの資産運用サービスを提供してもらい、間接的に利用者を確保できます。
2023年時点で提携しているのは、オリックス銀行や三菱UFJ、イオン銀行、東京海上日動など大手銀行が含まれています。
まだまだ提携していないメガバンクもあるので、将来的に提携することで一層ウェルスナビの利用者が増加する可能性が秘められています。
金融機関と業務提携 |
・金融機関を通して間接的に利用者確保 |
・大手銀行を始め8銀行と提携済み |
・将来的に提携先が増えれば業績も増加期待 |
まとめ
今回はCMでもお馴染みのウェルスナビの業績や株価について解説しました。
老後2000万円問題を皮切りに投資に目を向ける人が年々増えており国も投資を推奨しています。
ウェルスナビはそういった層にドストライクの資産運用サービスを展開していて業績も上向きと言えるでしょう。
株価に関しては、世界市場もあり中々上向きませんが国策の流れに乗って上昇して欲しいですね。
投資はあくまで自己責任なので気を付けて運用していきましょう。
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